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12月07日-02号

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  1. 井原市議会 2016-12-07
    12月07日-02号


    取得元: 井原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    平成28年12月定例会        〇平成28年12月井原市議会定例会会議録第2号・平成28年12月7日(水曜日)              議  事  日  程              午 前 1 0 時 開 議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時   開議 ○議長(上野安是君) 皆さんおはようございます。 ただいまのご出席は20名でございます。 これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(上野安是君) 日程第1 一般質問を行います。 発言順序は、あらかじめ議会運営委員会において定められておりますので、ご承知願います。 この際、お願いしておきますが、発言時間は質問権に対する発言時間を除き、通じて40分以内といたします。なお、その他につきましても従前どおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。 順次質問を許します。 まず、8番 藤原浩司君。              〔8番 藤原浩司君登壇〕 ◆8番(藤原浩司君) 皆さんおはようございます。8番議員、藤原浩司でございます。 通告に従いまして、まず初めに井原市の市民の方が死亡時に死亡届を窓口に出されます。この折に何らかの相談を持ちかけられたことがあるのかないのかということをお尋ねしたいので、3つをご質問させていただきます。 ①といたしまして、過去に死亡届を出された方がそのとき窓口で何らかの相談をされた経緯があるのか、お伺いします。 ②として、どのような相談であったか。また、相談件数が多かったのはどのような相談であったか。 ③として、今後もさまざまな相談を的確に答えることはできるのか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 皆さんおはようございます。 それでは、8番 藤原議員さんのご質問にお答えをいたします。 死亡届時の窓口での相談等についてであります。 ご承知のとおり、市民課及び各支所の窓口において各種証明書の交付、転入、転出などの住民異動に関する届け出、また出生や死亡などの戸籍に関する届け出のほか、国民健康保険及び後期高齢者医療国民年金に関する各種申請、届け出や相談業務などを行い、市民サービスの提供に努めているところであります。 まず、過去に死亡届を出された方がそのとき窓口で何らかの相談をされた経緯があるのかとのお尋ねであります。 死亡届につきましては、親族の方が直接届け出をされる場合もありますが、そのほとんどが自治会など、代理の方を通じて届け出されているのが現状であります。いずれの場合も、届け出時には斎場使用許可書等に加え、死亡後に想定される市での手続内容を記載した案内文をお渡しし、後日改めて親族の方に手続を行っていただくこととしております。 手続の内容といたしまして、年金や国民健康保険後期高齢者医療住民基本台帳カード等印鑑登録関係の手続は市民課へ、介護保険関係介護保険課へ、障害者手帳及び心身障害者医療費受給資格者証の返却は福祉課へ、相続などで新たに農地を取得したときの手続は農業委員会へ、また相続登記については岡山地方法務局笠岡支局までお問い合わせいただくようご案内しております。このほかにも、市営住宅の入居に係る世帯員異動都市建設課へ、税の支払いや納税義務者の変更は税務課へ、児童手当や子ども医療などに係る受給者変更子育て支援課など、実情に応じた対応をしているところであります。 次に、どのような相談であったか、また相談件数が多かったのはどのような相談であったかというお尋ねでありますが、窓口での相談件数の把握はできておりませんが、主な相談内容としまして、年金の請求方法や税の支払いに関すること、あるいは相続や介護の手続などについてお聞きいたしております。 次に、今後もさまざまな相談を的確に答えることができるのかというご質問であります。 窓口での相談内容によっては、市民課や各支所で対応できかねる事案もありますことから、その際は相談窓口となる担当部署への案内を行うほか、専門機関への相談を促すなど、引き続き市民への丁寧な対応に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) るるご説明ありがとうございました。 ①といたしまして、それこそ市の当局の窓口のいろいろな手続のこと、また斎場の使用許可を出されてる、とりに来られる方が代理の方が多いということで、確かに言われてるとおりだと思います。それこそ、介護、相続とかいろいろな面では相談が多々あるとは思うんですが、例えば法的な問題で窓口に相談されたときに、実際がこの担当部局の中では相談できない、今3番目で市長のほうからご説明があったように、相続であるとかいろんなもの、法律的なもんであるとか、いろんなものがそれこそここの当局ではできない。そしたら、もう専門家の機関に相談をしていただくように促すというふうにご説明がありました。 なぜ私が今このもう8年近く議員をやらさせていただいて、このような質問をさせていただいたのかというと、実際息子さんが亡くなられて、その親御さんが息子さんの負債があるのがわからず、親御さんは法律もわからない、相談をされる場所もわからない、そういった思いでちょうど私のほうへ電話がかかってまいりました。そのとき地場産かアクティブで、それこそ司法書士の方が相談窓口になっていただける方がいるということで、それをご紹介させていただきました。予約もしていただきました。そういった中で、相談したんですが、いい回答ができない、いい回答にならなかったといいますのも、法律上、例えば負債を請け負うような財産相続であれば、3カ月以内に届け出をして相続拒否というような扱いをすれば何ら問題はなかったんですが、まずもってこういう相談をされる方っていうのはどこに相談していいかわからない。私が弁護士さんのほうを紹介させていただいて、その弁護士さんに相談して、そこから負債は受け取っとんですけど、何らかの形で減額はできるような措置をとっていただきました。 いろいろなさまざまなケースで相談窓口に来られる、ましてその今の市民課であるとか福祉であるとか都市建設であるとか、そういう場所は全てにおいて網羅されるように相談はしていただいておると、それは十二分私も確認させていただいております。ただ、その中でも、いつでもいろんな相談が受けられるような体制をとっていただきたいなということで、この1、2、3の質問をさせていただきました。 亡くなられた方は、国民年金云々かんぬんのこともありますんで、早急に相談には来られますが、そのとき例えば今回の私のほうへ相談をされた方のように、法的なことでそれは弁護士さんに紹介して、弁護士さんを通じてお話をされたほうがいいと思いますよというような促し方をいち早くしていただいとけば、今回のような悲しい出来事は起きなかったと思うんです。 これお尋ねしますが、さまざまな相談件数っていうのは全て各部局で受けられとると思いますし、的確な答えを出されとると思います。そういう中で、今私が言いましたようなご相談はなかったということで、全然そういう例題がなかったというようなふうに答弁では感じたんですが、その辺部長、どんなですか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 今ご紹介いただきました事案について、相談がなかったというような回答はしておりません。非常にご理解いただいてますが、窓口でさまざまな方がいらっしゃって、さまざまなご相談いただきます。その中で相続に関する相談等もあります。具体、その事案一つを的確に捉えるのは難しいんですけれども、来庁時にご相談いただいたその内容で、市民課窓口でいいますと、当然詳細なご相談は無理かと思いますけれども、その中で例えば相続に関する手続の話をされますと司法書士さんであるとか、法的な問題があるんだということになれば弁護士さんとか、そういうお話ではそういうご案内もしてると思いますし、市民の皆さん、なかなかわかりづらいとこありますから、どこでどう相談したらいいかわからないような事案、これにつきましては、市役所については、総合相談窓口としましては協働推進課のほうで担っております。そういう中で、そちらへご案内するケースもあろうかと思います。市民の皆さん方、どこへどう相談したらいいかわからない、そのような事案がありましたら、お気軽に協働推進課のほうにご相談いただくのが一番スムーズではないかというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。部長、ありがとうございます。それこそ、協働推進課のほうへ相談していただければ、総合的なものも相談できると。 こういった相談窓口がこういうふうにあるんですよと、皆さん、もし何かありましたらご相談いただけますようにというような啓発に関しては、たしか今井原放送でもお知らせくんですか、お知らせくんでも特殊詐欺とかというので、毎回放送があります。そういった特殊詐欺のことに関してお年寄りの方が、年配の方がだまされたらだめなので、こういう事案があるから、何番の何番へ連絡してくださいというふうにお知らせくんでしゃべっております。 こういういろいろな相談はあると思います。本当に数え切れないような相談だろうと思うんです。でも、逐一部署の方は対応していただいておるというのは重々私もわかっておりますので、こういう自分のプライベートのことで、割と相談をしようと思うと、自分の恥だというような形で、なかなか前に出ないという事案もございますとは思いますが、そういう方々がそういう気持ちを持たないでもちゃんと相談をしていただけるというような啓発等々していただきたいと思いますが、これに関しては特殊詐欺云々かんぬんだけでなくして、そういうところで啓発をしていただくようなお気持ちはございますでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 各種相談、お気軽に相談いただける啓発という趣旨だと思います。 先ほどご紹介いただきましたように、お知らせくんでの皆さんへのお知らせ、基本的にそのときそのときにより重要で、広く皆さんに周知すべき内容についてお知らせをしているというふうに思っております。本当にさまざまな相談があるので、それを一括で啓発するってのが可能かどうか、非常に難しい面もあるとは思ってるんですが、例えば先ほどご紹介いただいたような法律に関することですと、法律相談等については広報等で適時お知らせもしてるわけですが、より皆さんにご相談いただけるような啓発については、今ここでこういうのができますとは申し上げられませんけれども、検討はしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ぜひとも啓発というか、大々的に啓発することもないと思います。月に1回なら1回、広報でそれこそ司法書士さんの方の紹介も出ておりますので、法律的な相談をしていただきたいということは出ております。 ただ、その広報云々かんぬんも見られる方と見られない方がいると思うんです。これはもう絶対に1軒に1冊は絶対にいただけるもんなんで、そういったものも取り入れて、市民の方も勉強していただいて、そういう相談窓口に乗っていただく。行政のほうも今検討していくと言われましたんで、もうこれ以上突っ込みませんけど、より相談のしやすい窓口が、例えば月に1回の広報、井原放送でもお知らせくんで結構なんで、そういったことも月に1回でも言ってもらえれば、何かしかあれば、亡くなられて1カ月期間があれば、残りの2カ月で法的な問題というのは解決しますんで、ぜひともそのあたりを、本当に協働のまちづくりの井原市でございます。大切な市民の方々が本当にそういった何も知らなかったがゆえに、真面目な方がそういう負債を受け取ってしまったと。この方が例えば年金暮らしであったら、その負債を受け取ったら生活ができないということにもなります。ですから、ぜひとも今後相談がしやすい窓口をしていただくということをお願い申し上げまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、8番 藤原浩司君。              〔8番 藤原浩司君登壇〕 ◆8番(藤原浩司君) それでは、2番目として市民病院についてお伺いいたします。 ①といたしまして、今年度の目玉的な病院事業は何であったか、お伺いいたします。 ②といたしまして、昨今病院事業の成果がなかなか上がらない中で、来年度はどのような事業展開をされるのか、お伺いいたします。 ③として、産科、小児科を充実していただきたいと思いますが、今後どうされるのか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──病院事務部長。              〔病院事務部長 野崎正広君登壇〕
    病院事務部長野崎正広君) 皆さんおはようございます。 次に、市民病院についてのご質問でございます。 4月には岡山大学病院から合地新院長が着任し、職員一丸となって新たな気持ちで病院運営に努めているところでございます。 今年度の目玉的な事業としましては、平成15年度に購入したMRIについて、12年が経過し、老朽化のため新しい機器に更新中であります。機器の撤去から搬入、動作確認を終え、新たに撮影ができるまで3カ月を要します。年が明け、1月からは新しいMRIでの撮影が可能となる予定であります。更新後は、音が静かで細かなところまで高画質な撮影ができるようになり、撮影時間を約半分に短縮することができるなど、患者さんの負担を軽減することができます。地域の皆様の健康維持や疾病の早期発見に大いに貢献できるものと思います。 また、救急医療の確保のため、本年7月から岡山大学病院救急科から1カ月に1回、救急当番日を中心として、教授の診療援助をいただいてるところであります。 このような取り組みを続けることで、救急の要請により多く応えられる病院を目指していきたいと考えているところであります。 次に、平成29年度の事業展開でありますが、地域住民が必要とする医療を今後も提供していくために、一般、地域包括ケア、療養の3病棟を効率的に運用し、最大限の収益を確保できるよう、具体的に調整するよう努めていきたいと考えております。また、引き続き救急医療の充実を図ることで、市民ニーズに応えていきたいと思います。さらに、医療スタッフの働きやすい職場づくりのため、院内保育所の環境整備を検討しております。 最後に、産科と小児科の充実についてのご要望でございます。 産科につきましては、平成16年から実施された臨床研修医制度に伴う医師の地域偏在により中山間地での医師不足が原因で、平成18年8月から休診しております。産科を維持するためには、常勤医が少なくとも3名以上必要となり、現在の状況から再開は困難と思われます。 一方、小児科の充実につきましては、現在常勤医師1名で診療を行っております。さらなる充実のために、11月から月に1回、小児慢性疾患を専門とする医師による外来診療を開始しており、引き続き小児科のさらなる充実に努めたいと考えているところであります。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) るるご説明ありがとうございました。 今年度の目玉事業というのは何であったかということの問いに対しては、MRIを新しくされて、大きくされたんでしょうね、多分被曝、少ない数値で、センチメートルでいきますと、前がたしか1.6ぐらいだったと思うので、被曝もなかなか早く余りしないというような形でやっていかれるんだと思います。今年度がそのMRI、MRIをすることによって、結構高い商品ではございますが、ほかの医療、医師の方から要望があって撮影をすればお金もいただけるというようなことになるとは思うんです。 あと、これに関しては去年、おととしでしたか、私一般質問させてもらったときに、いいぐあいな感じでできたと思いますんで、ここに至ったんだろうと思います。これは、病院事業の中でも本当に大きく評価したいと思います。より鮮明な画像を撮っていただいて、疾患のあるところはきちっとした医療を続けていっていただきたいと思います。 ②といたしまして、病院の成果、なかなか上がらないんですが、どのような事業展開を来年度されるかということです。 地域住民の方がそれこそ求めている医療というのは、やっぱし3番に飛びますが、産科、小児科というのが今難しいと言われたんですが、産科がだめなら小児科だけでもというような形があります。そういった中で、大変難しい医師の不足ということがあって、大変難しいところではあると思いますが、ぜひともこの井原市の中で子供たちが市民病院で見ていただける、あとは高屋のほうにもう2件ですか、小児科がございますが、さまざまな医師の方もおられますが、市民病院というのはやっぱり市民のための病院でございますので、ぜひともこのあたりは難しいとは思いますが、一歩一歩でも近づけていっていただきたいなと。 それと、また2番に返りますが、救急医療の充実ということで、救急救命の医師を1人、月に1回だが入れていただくことになってるということをお聞きしました。これは、救急医療の充実をして、要は効果を上げていくというか、対価を上げていくという狙いもあるんでしょうか。 ○議長(上野安是君) 病院事務部長。 ◎病院事務部長野崎正広君) やはり救急を充実することにより、新入院患者さんというか、患者数を確保していくというところでございます。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。 ぜひとも合地院長先生、ことし就任されとんですけど、岡山大学定年されてすぐこちらに来ていただいてます。本当に病院の中の先生方のご尽力のたまものかなと、このように思います。 それこそ市長にお伺いしたいんですが、市長が平成18年の市長選に出られたときに、公約の中に市民病院の抜本的な刷新ということを掲げられとってんです。その中で、1つ、2つとあります。その中でも2つ、この2つは、1つは女性副市長で、結局それはできなかったことだとは思いますが、緊急にそれこそ最重要の課題であるというにお答えになられとんですが、市長もう就任されて10年たちますけど、市長の思い的には市民病院、抜本的な刷新というのはどういうふうにされたのか、ちょっとお伺いしたいんですが。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) この問題につきましては、平成16年から実施された臨床研修医制度、これがやっぱり一番大きな問題で、今までは大学に医師というか学生が確保できて、いわゆる医局から各地方の病院へ何年間行けという指示を出しておったけれども、研修医制度というのはもうご承知のとおり、学生医師たちが自由にその病院を選べるわけでありまして、さらには民間の病院でもいいわけです。ですから、医局自体にもう医師が不足している状況がこの制度によって生まれてきた現実、現状、そうした中で18年という公約ということでございますが、そうした厳しい中でもやはり医師の確保を努めていかなければならない。ですから、私は就任以来、岡山大学の医局へ各教授を回りまして、この医師派遣のお願いを院長ともども行ってきた。これは欠かしたことがないわけでありまして、そうしたことによってやはり厳しい現状がある中でも、今井原市民病院常勤医師を確保しながら、今成り立っておる。他市においては、病院から診療所へ移った、ご承知のとおり、岡山県内でもあるわけであります。しかし、ここ10年間、厳しい現状、現実がある中でも維持できておるというのは、やはりそれは私は改革につながっておるというふうに考えております。 ですから、医師の偏在ってのはどれだけ厳しい現状、現実があるか、一度あなたご自身もやはり医局なり回られて、現状、現実を承知、把握されたほうがいいのではないかなと思っております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) 現状を私も見させていただいて、この質問させていただいております。ですから、当初から病院事務部長が話をされる中で、大変難しい問題だということは私の生の声で出ております。私も何も調べないで発言することはありません。そういった中で、難しいのは十二分にわかってますが、さらば再度お尋ねしますが、病院の医師の確保が医療的に研修医制度がなくなったと言われました。じゃあ、何をもって研修医さんたちはあっちの病院、こっちの病院ということを行って勉強されるかということは、例えば井原のこの市民病院の中で、特化した中で病院のここを勉強したいんだという方がいらっしゃれば、もちろん井原市民病院も入っていただけることはあると思うんです、勉強しに。実際は、研修医の方も何人か新しくことしに研修に来られてる若手の医師さんも何名かおります。それこそ今のその病院事業っていうのが、医師の確保も大切ですが、要はずっともう赤字続きなんです。ですから、それに関しても同じことで抜本的な刷新と言われるんであれば、そこは市長のほうでどのようなお考えがあるのか、再度お聞かせ願えませんか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 今の赤字とか、もろもろおっしゃいましたけれども、やはり医師が充実しとれば、その辺のところは解消できてくるわけであります。現状、現実が非常に厳しい現状もございます。とりわけ、この中でも質問いただいておりますけれども、産科医の、産科、小児科、充実していただきたいというふうに言われておりますけれども、藤原議員にちょっと見解をお伺いしますけれども、周産期医療についてどうお考えか、どう捉まえておるか。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) それこそ今の市長の私に対しての質問っていうのが、これは反問権だと思いますが、本会議及び委員会において市長等は議員の質問及び質疑について論点を明確にするために議員に対して問うことができるというふうに議会基本条例に載っております。そういう中で、質問の趣旨がわからないと答えがきちっとできないというふうに私は思うからこういう反問権をつくったんだと、私はそういうふうに思っておりますが。そこで、広域医療云々言われましたけど、それに対して私が質問していることに対してきっちりとお答えがない。              〔「いやいや、議員」と呼ぶ者あり〕 まだ私が今質問してるんです。広域医療のことに関して、市長が私に少し勉強しろと言われました。私も勉強しました。だから、大変難しい問題であると言ったんで。この広域医療のことを、私は広域医療の質問をしてません。それに対して私に見解を聞くんですか。じゃあ、見解の意味を、市長、お答えください。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 藤原議員、私は広域医療と一言も言ってない、周産期医療言うたんです。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) それは失礼しました。中山間医療、わかりました。 ○議長(上野安是君) 藤原議員、周産期医療。 ◆8番(藤原浩司君) 周産期医療。 ○議長(上野安是君) はい。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。 周産期医療のことは私は一つも言ってませんけど、質問の中で。私が言ってるのは、ここに書いてあるとおりです。ここで反問権を使われるのに、どうしてそのことで私の見解を聞かなくてはならないんですか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) あなた、このたびの一般質問で3番に産科、小児科を充実していただきたいと思うが、今後どうされるのかと言っておられるじゃないですか。ですから、周産期医療、あなた自身どう見解を持っておられるのかということを言ったわけですよ。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) ですから、見解の意味をそれこそおっしゃってください。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 藤原議員、これを産科、小児科を充実していただきたいということを問われとるわけですよ。ですから、そのことに関して私はあなたの見解はいかが、どう考えておるんかということを聞きょうるわけですから。              〔20番 森本典夫君「休憩」と呼ぶ〕              〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(上野安是君) しばらく休憩いたします。              午前10時33分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時36分 再開              〔18番 森下金三君退場〕 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) 周産期医療ということで見解を求めると言われました。その周産期医療というのは、大変難しいところです。これは、もう市長、先ほど言われたように、大変難しいところです。医師がとにかく小児科、産科、今の世の中でございますから、なかなかそこの科へ勉強する方が激変しております。ですから、この地域の周りでもほとんどがやめていってる、そのような状況でございます。一番多いのが、やっぱし倉敷圏域と岡山圏域には産科、小児科が充実しております。ですから、本当に先ほど冒頭にも私、事務部長から質問されたときに大変難しい問題だということは言っております。それは、私も勉強したからゆえです。市長が難しいと言われるのもよくわかります。それは、自分なりに勉強したことで、それの中で病院事業は赤字になるとかということを言いました。でも、それに対しての答えはまだ返ってないです。だから、ちょっと待ってください、質問してるんで。その赤字になるというのは、先ほども市長が言われたように、医師が確保できれば赤字は解消するというに言われました。ですが、医師だけではだめなんです。医師が1人につき看護師さんが多数つかなければならない。看護師さんのほうも、大変激変しております、勉強されて看護師になろうと言われる方が本当に少なくなってる。これは結局少子・高齢化ということで、少子であるがゆえにそうなってきてる。もうそれこそ周産期医療も同じことです。だから、私の見解は、それこそ私が言う答えが市長に納得していただけるかどうかわからないんですけど、周産期医療というものは本当にデリケートなとこでありますし、幾ら市長が頭を下げて、10年間行かれてもできてないということは十二分にもうわかっておりますが、市民のニーズには産科と小児科ということを大変求められております。もう人口減をそれこそ少しでもブレーキをかけるためには、やはり井原市に残っていただかにゃならないんで、だからどんどんどんどん努力していくと言われればそれで別に問題はないと思うんですが、いかがでしょうか。              〔18番 森下金三君入場〕 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 何で周産期医療をお尋ねしたかというのは、藤原議員が産科、小児科についての充実をということで、このたびこの質問を投げられとるわけです。それについての見解をお尋ねしたわけでございまして、決して私が何をとんちんかんな反問権をもって質問したということではないわけであります。そこのやはり認識が、私は知っていただきたいというのは、この質問というのはここが私はキーになってくると思うんです。やはり今の現状というのは、医師、看護師さんもそうなんです。医療スタッフが充実しとれば赤字の解消は当然なって、解消していくということなんです。 いわゆる今医師不足の中で一番厳しいのが何かと言えば、産科、小児科なんです。ほいで、周産期医療というのは、これやはり周産期というのは妊娠22週から生後7日未満までを含むその前後の期間、この期間においては母子ともに異常が生じやすく、突発的な緊急事態に備える必要があるということで、妊娠、出産から新生児に至るまで総合的に管理していかなければならない。私がもう大学へお願いに上がっていったのは、ご承知のとおり、18年ごろから今まで、それまで2人いた産科医が1人になった。ほいで、1人ではできないということで、産婦人科の産科をとって婦人科になった。その後、産科医が1人やめられた後は常勤医がいなくなった。しかし、婦人科、我々は少子・高齢化が進んでおりまして、高齢者に対する部分でやっぱり婦人科に来られる方が多いということで、大学に厳しい現実はありながら、婦人科だけは維持存続していかなければならない。そのお願いに上がって、もう10年間ずっときたわけであります。その中でも、産婦人科の再開ということもお願いに上がりましたが、大学が言われるのには、やはり周産期医療というのは、母と子の健康を守るために、産科医だけじゃだめなんだと。産科医が2人でもだめなんだと。さっきも答弁ありましたが、3人、3人最低限でおって、だけど3人だけでもだめなんだと。小児科も充実しとかなければだめなんですよと、いわゆる周産期医療です。それには突発的な手術とかいろいろございますから、麻酔科医も不足しとる中で、総合スタッフとして麻酔科医も必要なんだということも言われて、非常にこの再開というのは厳しい現実がある。やはり地方の病院はそれによって今役割分担ということで、今病院のいわゆる倉敷医療圏域でありながら、私どもはこの県境に位置しておりますんで、福山圏域の医療もお願いをしながら、広域連携にもってその広域医療を今行政の上で進めておるわけでございます。 そうした現状がある中で、私も厳しい現実がある中でこの維持存続をし、さらには今この4月から合地明先生、岡山大学病院の教授でいらっしゃった先生がここへ着任していただきまして、今もその院長と一緒に私も大学へ足を運びながらお願いに上がっておるところでございます。そういうことをご理解をいただきたいというふうに思っておるところであります。 ○議長(上野安是君) 藤原浩司君。 ◆8番(藤原浩司君) わかりました。市長の熱い思いはよくわかりました。ぜひとも難しいとは思いますが、ここは本当に病院とタイアップしていただいて、先生に相談もしていただいて、前に進めていくように、ただの少しでもいいから進めていかれるようにご尽力いただきたいなと、このように思います。 今後、それこそ市民病院の考えでは、私が聞くところには、自治体病院における医療提供は社会インフラということでございます。行政の方向性と連携をとっていただくと、行政的にはその病院はもう独立独歩ですから、病院に任せなくては仕方がないということもありましょうが、いろいろな多々お金のことも絡んできますんで、ぜひとも行政の方向性とニーズ、相まみえて病院のそれこそ運営をしていっていただきたいなと、このように思います。 限られた予算で効率的な医療提供というのはもう当たり前のことではありますが、そこにもしわ寄せがあってなかなか前に進まないとこがあると思います。それが要は社会インフラということになるんであろうかなと。急性期及び回復期の施設としての充実をぜひともやっていただきたいなと、このように思います。そうすれば、医師のたくさんいる岡山大学であるとか、今のそういう病院でも今メディカルというようなことを進めていっておられます。そういう中に我が市民病院も手を挙げていただいて参加させていただくと。そういう中で、大きな病院で、全部医療スタッフがそろっているところで手術なり、いろんな治療なりしていただいて、1週間なら1週間、手術した後、1週間、退院したらこっちに戻ってくるというような形も多分もう先生、やられとると思います。ぜひともこの辺はよくやっていただきたい。 それともう一つ、井原出身の医師の方、それと井原出身の看護師の方、そういったスタッフ、薬剤師も含めて、病院とタイアップしながら、もしそういういい人材がおられるんであれば、市長のトップセールスでそれこそ話をしていただきたいなと、このように思います。 本当に医療の問題、市民病院も私は娘がそれこそ2人とも市民病院で産まさせてもらいました。最後の産科医さんが1人おられるときには、ちょうど工事中でございました、市民病院が。その工事中がゆえに、それこそ市長が先ほど言われたように、22週とかというと一番危ない、今本当に切迫流産とかが物すごく多いんで、よくわかります。だから、そこのところは私の娘も先生が気を使っていただいて、国立病院、今の福山医療センターではございますが、そこに紹介状を書いていただいて、無事にお産を済ませて、今その子も中学校2年になっております。こういったことも医師の判断ということになると思いますので、ぜひともいいことを病院と本当に連携をとっていただきたいなと、このように思います。市長、今後もそれこそ病院と連携をとってどんどん頑張っていっていただけますか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) もちろんでありますし、井原市は設置者でございますんで、やはり市民ニーズが高い地域医療の充実というのは、我々も、私どもも重要課題の位置づけで取り組んでいくというのはもうもちろんのことでございます。 先ほどお話しございましたが、地元出身の医師ということで、これも私も大学へ話がけしていきますと、地元の医師、地元出身の医師の確保、それが一番手っ取り早いんじゃないかなと言いながら、やはり個々の医師というのは考え方がいろいろございますんで、なかなか地元じゃからというて引っ張れるのも難しいんでありますが、しかしながらそうした情報等があれば、もう私も積極的にそれこそセールスに参りたいと思いますし、また議員さん、皆さん方におかれましても、そうした情報収集をしていただきながら、情報提供もいただければありがたいなと思っております。当然、井原市は市民病院と連携をとるというのはもう一体でございますし、さらには議員さんともさらなる連携を深めて、この医師不足に向けて、医師不足を解消するために努力を続けていきたいというに思っておりますんで、よろしくお願いをいたします。              〔8番 藤原浩司君「以上、終わります」と呼ぶ〕 ○議長(上野安是君) 次に、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 日本共産党の森本典夫でございます。 まず最初は、災害時の有事の際、弱者と言われる避難者、いわゆる要援護者の掌握状況と避難方法が確立されているかどうかについてお尋ねいたします。 災害時の有事の際、ひとり暮らしの高齢者、寝たきりの人、認知症の人、常時車椅子での生活者など弱者と言われる要援護者の掌握はどこの誰がどう掌握し、それらを各地域の関係者の中でどのように認識されていますか。また、これらの方々が避難するときの安全な避難方法は各地域で確立されていますか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、20番 森本議員さんのご質問にお答えいたします。 災害等の際、弱者と言われる方の掌握状況と避難方法の確立についての質問でございます。 ご承知のとおり、阪神・淡路大震災や東日本大震災、そして本年は4月に熊本県、10月に鳥取県、そして11月には福島県において大規模な地震が発生するなど、災害はいつどこで発生するか予測できません。そうした中で、高齢者や体に障害がある方などが被災者になられることが多く、あらかじめそうした方々を誰がどこの避難場所に誘導するかなどを決めておくことが必要であります。 そこでまず、災害時の避難行動要支援者の把握はどこの誰がどう把握し、それらを各地域の関係者の中でどのように認識しているかというお尋ねであります。 本市では、平成25年度に災害時等避難行動要支援者登録制度を設けております。これは、要介護3以上の高齢者や体に障害がある方などで地域の方による避難支援が必要と思われる方に対し、支援を望まれるか、また支援を望まれる方でご自身の体の状況等の個人情報を各地区の自主防災組織である自治会等へ提供することに同意をするかどうかをお尋ねし、同意をいただいた方を登録するものであります。 その結果、現在約1,900人の要支援者を登録しており、消防署や警察署、担当地区の民生委員、児童委員に登録者名簿を提供し、情報を共有しております。このほか、小学校区単位の公民館長や自治連合会長に要支援者ごとに誰がどこへ避難させるかという個別プランの作成をお願いしておりまして、組織づくりや個別プラン作成のための説明会を開催し、態勢が整った地区から順次登録者名簿を提供しており、現在6地区と1地区の一部の地域の自治連合会長等が要支援者を掌握されております。 なお、こうした情報は更新することが必要であり、平成26年度、27年度に続き、本年度におきましても調査をするため、現在準備を進めているところであります。 次に、要支援者の安全な避難方法は各地区で確立されているかというお尋ねであります。 先ほど申し上げました個別プランを作成されているのは、稲倉地区、荏原地区、西江原地区の3地区と美星地区の東星田地域であり、現在作成を進めていただいておりますのは、高屋地区、大江地区、青野地区の3地区であります。 また、芳井地区と美星地区の一部の地域におきましては、市から個別プランの作成をお願いする前に、主体的に手上げ方式により要支援者を把握され、個別プランを作成されており、こうした取り組みは大変ありがたいことだと思っております。その結果、現在約370件の個別プランが作成されておりまして、まだ緒についたばかりということもあり、残念ながら全地区で要支援者の安全な避難方法が確立しているとは言えない状況にあります。 いずれにいたしましても、いつどこで発生するか予測できない自然災害では、まずは自助、そして共助が必要であり、実際要支援者の避難を支援できるのはそれぞれの地域の実情に応じて組織された自主防災組織であろうかと存じます。したがいまして、個別プランを作成するに当たり、疑問な点がございましたらお問い合わせいただき、また必要であれば担当職員に地区に出向いて説明をさせますので、個別プランを作成されていない地区におかれましては、個別プランの重要性をご理解いただき、ぜひとも早急な対応をお願いしたいと存じます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 登録者数が現在1,900人という要支援者があるということでありまして、これは本人が承諾をするという中での人数だろうと思いますが、先ほど個別に計画を立ててるというところについては、4地区が明らかにされました。それから、現在3地区が準備中であるということでありますが、現在登録、そういう形で個別に避難方法が決められているところは全体の約2割というふうに思います、370と言われましたから、全体が1,900ですから、2割がそういう形で、どういうふうな形で避難するかということがまあまあ確立されてるというふうに思うわけでありますけれども、今後これを広げていかなければならないというふうになるんだろうと思いますが。 特に地域で、井原市は自主防災組織が全ての地域で確立されてるというふうな公の発表になっておりますけれども、その自主防災組織は、例えば木之子町でいいますと、全体をカバーする自主防災組織でなくて、その中の一部の自主防災組織ができてるというようなことでも、木之子町には自主防災組織があるというような形で、市内全域でそういう形の自主防災組織があって、全域に網羅されてるというような、網羅というよりは全域にあるというふうな発表になっているわけで、そういう意味では自主防災組織が中心になってやっていかなければならないというふうに思いますけれども、その自主防災組織がそれぞれの地区の中でかなりふえていかないと、具体的にこの地域の有事の際の避難方法はどうするかというのを、先ほど言いましたように、ごく一部の防災組織があるところだけの計画ではその地域の地区の全体の掌握ができないというのが実情でありますので、そういう意味では自主防災組織を本当に思い切ってふやさなければならないというふうに思っているわけですが、その意味では防災士というんですか、そういう方がどんどん、今地区には3名から4名おられるようでありますけれども、そういう方がどんどんふえていって、それのそれぞれの地域で自主防災組織が網の目のようにとまでは言わなくても、かなりの数が組織されないと、実際にいざというときの避難方法等々は具体的にならないというふうに思うんですが、そのあたりで自主防災組織の組織形態が現在どうなっているのか、そしてその後どういうふうにしていくのか、あたりをかなり詰めた話をしていかないと、いざというときの対応はなかなか難しいなというふうに思うんですが、そのあたりどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 11時10分まで休憩いたします。              午前10時59分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時10分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。──市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 自主防災組織についての考え方についてご質問いただきました。 このたびご質問いただいております個別プランの作成、これらにつきましても、災害時に、有事の際に円滑かつ迅速な対応をとるためでも、そのプランの作成は必要でありますが、それに伴いまして、実際にそれに対応していくための自主防災組織の役割は非常に大きなものと思っております。その中で、先ほどご意見いただきましたが、井原市の組織率100%といえども、それで十分かと言えばそうではないと思っておりますし、地域の実情に応じた自主防災組織の育成、さらなる組織化、これは非常に重要と思っておりますし、現実、各地域で新たな自主防災組織の組織化というような取り組みもいただいておるという状況にあります。 そういった中、市といたしましては、自主防災組織発足時の研修会でありますとか、防災資機材の整備に対する補助、これを行っておりますし、また出前講座によりまして、防災知識の普及啓発等にも取り組んでおるところでございます。さらに、これも先ほどお話しいただきました防災士、これも地域の自主防災力を高める中で、自主防災組織のリーダーとなっていただく、そういった捉えをしておりまして、その防災士の育成につきましても、資格取得等について助成を行い、今防災士の方々が市内にふえてきているという状況にあります。今後、有事の際に的確に対応していくためには、この自主防災組織、それの核となる防災士の育成、これが非常に重要と考えておるところであります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 言われるとおり、自主防災組織は大変大事だろうというふうに思いますし、個別プランをつくるについても、それぞれの地域で自主防災組織や自治会が中心で作成しているわけでありますけれども、自主防災組織が市内全域にということでありますけども、現実には数は大変少ないというふうな状況の中で、これを組織化していかなければならないという話もございましたけれども、1つの案としてそれぞれの地域へ今3人か4人ぐらいおられるんではないかと思いますが、その防災士がおられるところを拠点にして自主防災組織をつくっていくというような形で進めていけば、市内全域、かなりこの組織ができ上がるのではないかというふうに思います。そして、それとあわせて並行して個別プランをそれぞれのところで立てていくというふうなことをすれば、この有事のときの避難の方法がより具体的になるんではないかなというふうなことを私としては考えますが、その点はどうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) それぞれ各地区におられます防災士のおられるところを拠点にということをおっしゃいました。 とにかく各地区で現在おられる防災士の方には、各地域において本当リーダーとしてそういう面においても活躍いただけるように期待をしておるところですが、実質のこの自主防災組織という表現をしておりますが、実際の単位といいますか、このエリアは具体的にはできるだけ現実的な小さい単位に進んでいくべきだと思っております。そういう中で、ですから防災士の方々には、そういう個別のお住まいのとこというより、広く地域全体を見渡していただく中で、そういう個別のそれぞれの集団に対して助言をいただいたり、ご指導いただいたりというふうに考えておりまして、拠点という考えになるかどうかはちょっとわかりませんけれども、当然それらの推進に自主防災組織の皆さん方の活躍というところを期待しているところであります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 私の提案は、防災士が中心になってということでありますが、言われるように、その地区の全体をいろいろ見渡していろいろ指導していくというふうなのは当然やっていただかなければなりませんが、自主防災組織を広げるということの観点でいきますと、先ほど来言ってますように、防災士がおられるところ、小さい地域でありましょうが、その地域での自主防災組織をつくることによって一気に市内へ自主防災組織が広がるというふうなことを思って提案をしているわけですが、市としては一般的に自主防災組織をつくってくださいよというような形の呼びかけはしておられると思いますが、より具体的な呼びかけは僕はされてないんではないかなというふうに思いますので、そういう意味で具体的に提案をさせてもらいましたが、その点、防災士の方はなかなか大変だろうと思いますけれども、そういう知識も得られて、地域全体の指導、援助もしていくという中で、基本的にはこの避難者が安全に避難していただくためには、それぞれの地域で避難の仕方というのを計画的に、言ってみれば個別プランをつくらなければならないわけですから、そういうのがどっと広がることによって、いざというときに対応できるというふうに思いますので、そういう意味ではそこらあたりをちょっと具体的に、私が提案しましたような形の進め方をして一気に自主防災組織をつくり、また個別プランをつくっていくという方法をすることによって、いざというときの対応がより的確にできるんではないかなというふうに思うわけでありますけれども、その点、市長、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 議員さんから先ほど来、防災士を中心にして各地域のいわゆる自主防災組織をというご提言であろうと思っております。 当然、防災士というのを井原市は本当に今、やはり地域の防災に係るリーダーとして防災士の育成に努めておりまして、今現在も38名誕生いたしておりまして、今年度も十数名の方も受講予定ということで、かなりふえてきております。この防災士をふやすことによって、この井原市市内全域に防災士が誕生すれば、そうした活動もできるやもしれません。 しかし一方では、やはり自主防災組織ということは、各地域事情が違いますし、防災士は防災のリーダーではありながら、その各地域、地域にはそれぞれの組織形態、また人も違うわけでございます。そうした地域事情がそれぞれ違う中で、やはり自主的な地域からこういう組織をと、さまざまに違うと私は思っております。防災士の役割は役割としてありますけれども、防災士がここで中心になってということが果たして市のほうからそういう組織のマニュアル的なものをうたって、それで進むかどうかといえば、ちょっとどうかなという感じが私は今しておるところであります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 大変消極的でありますけれども、詰まるところは、有事の際に特に弱者が安全に避難できるという組織をかなり広げていくというためには、やはり市が中心になって、また防災士の方々が中心になって個別プランをつくっていくということが大変大事だろうと思いますので、今後ぜひ積極的にこういう弱者の避難が安全・安心にできるような体制をつくっていただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 2件目であります。 部活動といじめの傾向と対策についてお尋ねいたします。 まず、1)といたしまして、今全国的に問題になっている部活動について市はどう認識しておられるのか、具体的なことをお尋ねいたします。 以前、大阪市立桜宮高校2年のバスケットボール部主将の男子生徒が男性顧問から繰り返し体罰を受け、みずから命を絶ちました。なぜ体罰はとめられず、生徒を追い詰めてしまったのでしょうか。井原市ではこんな悲劇は起きないと信じていますが、こんな悲劇を起こさないためにも、市内の中学校での問題点を正確に把握し、的確な対策を講じることが求められるところであります。井原市内の中学校での問題点の傾向とそれに対する対策をどう考えておられますか。各5年間に学校へ何件くらい部活動に関する声が寄せられていますか。また、その内容はどんなものなのでしょうか、詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) おはようございます。 それでは、次に部活動の傾向と対策についてのご質問でございます。 まず、全国的な部活動に関する問題点といたしましては、生徒においては、スポーツ障害やバーンアウト、いわゆる燃え尽き症候群の予防の観点、バランスのとれた生活と成長の確保が求められております。また、部活動での熱心な指導が各部活動を担当する教職員の長時間労働の要因となり、負担となり得るという認識であります。 また、このような課題を解消するために、県から本年8月18日付で週1日以上の休養日を設定し、土日のどちらかは原則休養日にするようにという内容の通知も届いております。これを受けまして、本市では、市内中学校に対し、適切な休養日を設定し、生徒のよい成長を促したり、教職員の負担軽減をしたりする措置をとるよう校園長会等を通じてお願いいたしてるとこであります。 現在、市内の各中学校における実態でございますが、先ほど申しましたスポーツ障害やバーンアウトなどの生徒は出ておりません。さらに、生徒や教職員の負担軽減のための手だてを実施しているとこであります。具体的には、週1日の休養日を設定したり、週1回は部活動を短く設定したり、土曜日か日曜日のどちらかをあわせて休養日とするなどしており、また教員においても複数の顧問を配置し、交代で休養できるようにするなどの対応をしている学校もあります。このように、全ての中学校におきまして、週1日以上の休養日を設定しております。このような取り組みを行うことで、生徒並びに部活動担当者の適正な活動を行うよう今後も指導してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 井原市にとっては、全国的ないろいろな問題点が出ておりますけれども、そういう心配は一応いろいろな対応をしてやっているので、出ていないと、スポーツ障害等々についても特に声はかかってない、出てないということであります。 いろいろな形で負担軽減をする中で、今教育長言われましたように、教員にも負担がかからないようにということで、配慮しながらやっているということで、井原としては全国的な悲劇が出ているようなことは起きないだろうというふうな感じを私はいたしました。ぜひ今後も教育委員会として学校と連絡を密にしながら、いろいろな情報提供もしていただきながら、事実をしっかり掌握しながら、問題が起きないようにやっていただきたいということをお願いしたいと思いますが、その点、教育長、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 今おっしゃられたとおりでございまして、生徒への過重負担、あるいは教職員に対しても同じような過重負担が起きないよう、そして先ほど言いましたような事故等も起きないように今後も指導してまいりたいと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) それでは、それをぜひよろしくお願いしたい、このことをお願いして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 引き続きまして、全国的に問題になっているいじめについて、市はどう認識しておられるのかについて、これまた具体的なことをお尋ねいたします。 いじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺した滋賀県大津市でいじめと教育を考えるシンポジウムが開催され、二度と同じ悲劇を繰り返さないため、子供を取り巻く問題について意見を交わしたという新聞報道を見ました。井原市では、こんな悲劇が絶対起こらないように、学校、保護者、地域、児童・生徒らが連携を強めながら、より真剣に取り組まなければなりません。 そこで、お尋ねいたします。 市内の小学校、中学校、市立高校の実情を正確に把握し、的確な対策を講じることが求められますが、井原市の傾向と対策をどう考えておられますか。各5年間に何件くらいいじめとして掌握されていますか、またその内容はどのようなものなのでしょうか、詳しくお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 次に、いじめの傾向と対策についてのご質問でございます。 全国的に問題になっているいじめについて、いじめは決して許されないものであります。また、いじめはどの学校でもどの子にも起こり得る問題であると認識し、日ごろから児童・生徒等が発する危険信号を見逃さないようにし、いじめの早期発見に努める必要があります。 井原市の過去5年間のいじめの発生件数は、平成23年度から平成27年度へと順に申し上げますと、小学校では10件、8件、8件、6件、10件です。中学校では、2件、7件、ゼロ件、3件、2件です。市立高校では、ゼロ件、ゼロ件、ゼロ件、2件、2件であります。 いじめ防止対策推進法を受けての文部科学省のいじめの認知に関する考え方といたしまして、いじめの認知件数が多いことは教職員の目が行き届いていることのあかしであると通知されております。このような考えにのっとり、近年各校におきましては、それまで報告しておりませんでしたささいなトラブルに関してもいじめとして認知するよう取り組んでおります。 いじめ対策としましては、井原市いじめ問題対策基本方針にのっとり、まずいじめの防止としては道徳教育及び体験活動等の充実や、いじめを許さない集団づくりと意識の醸成などを行っております。また、早期発見のために、教職員の観察や情報交換、定期的なアンケート調査の実施、校内の教育相談体制の活用などを行っております。さらに、いじめへの対応としましては、相談や訴えがあった場合は、真摯に傾聴し、ささいな兆候であっても行為や訴えの内容を軽視することなく、疑いのある行為には早い段階から適切なかかわりを持ってまいります。 今後も、いじめに対して学校での組織的な対応や、家庭、地域、関係機関との連携によるきめ細かい対応で取り組んでまいります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 小学校、中学校、市立高校の件数はお聞きしました。小学校が毎年まあまあ中高に比べて多いようでありますが、私の質問の中でどういう内容のものだったかという質問をいたしましたが、それのお答えがありませんでした。それについてお答えいただきたいと思います。主なもので結構です。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 主なものとしましては、冷やかしやからかい、悪口やおどし文句、嫌なことを言われると、これが一番多かったようでございます。続きましては、軽くぶつかられたり遊ぶふりをしてたたかれたり、あるいは蹴られたりするという件数がございました。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 冷やかしなどなどが多いということでありますが、全国的なそれで大変悩んでということは、今の話の中ではなかったのだろうというふうに思いますが、私たちが11月から井原の共産党が市内の方々にアンケートをお願いし、さまざまな意見が日本共産党に寄せられています。その中に、12月1日、匿名で次のようないじめに関する内容が寄せられました。ここコピーとってますが、どこの学校かも書かれていますけれども、それは伏せて、書かれている内容を忠実にお伝えしたいと思います。 教育問題について(いじめ)、実は今小学校4年生の孫、男性のことで、クラスに何かと暴力を振るう男の子がいて、男女に殴る蹴るを行う、毎日のようにというふうにあります。3年生のときは男性の先生で、きちんと対処してくださり、そのときは男の子はおとなしくしていたのですが、4年生になり女性の先生に父兄がいろいろとお願いを申し出るのですが、全然物事に対処しないので上の校長とか相談すると言うと待ってくださいと言うばかり、何ひとつしない、いつまでたっても解決しない、困っている。こちらが思うには、学校は単に読み書きを教えるのが教師と言わない。このようなことが続くと、しまいにはやられた者が自殺とかが発生すると思います。既に女の子が暴力を振るわれ登校拒否になっている。何とか力になってくださいということで、その後に学校の名前等々もありますが、このことは一方的にこういうのを共産党のアンケートの中に書かれているわけでありますが、教育長、このことについてどうお考えでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 学校からは毎月そういったいじめについての報告をいただいておりまして、今の件につきましてもこちらのほうで把握してると思います。その加害者、あるいは被害者等についても、学校に対しての指導をきめ細かくするように指示しておりまして、うちの教育委員会のほうとしても一緒にその件については相談に乗っているというふうに認識しております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) このことについては、その小学校で先ほど教育長言われましたように、早い段階で対応してるということと、基本的にはこういう問題、いじめが起きた場合は学校全体のものにしていきながら対応していくということが基本だろうというふうに言われておりますけれども、今の教育長の話では、この学校のこの案件については対応をして解決のほうへ向かっているというふうなことで、それが何月ごろから何月ごろまでの話で、これが12月1日に来たアンケートですので、そのあたり何月から何月ごろまで起きた事案で、どういうふうに対応して現在は落ちついているというふうなことなのかどうなのか、そのあたり教育委員会として掌握している部分をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) こういった個別の課題について、非常に細かく申し上げるとこは少しできにくい面もございますが、今現在対応しておりまして、いじめにつきましては、すぐに解決するということは非常に困難でございますので、時間をかけてそれぞれの対応を関係者に対して教育委員会からも働きかけを当然してまいりますし、学校とも連携をとりながら、そして必要によっては他の関係者、専門家等も相談しながら、この事案については対応してまいりたいというふうに思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) この中にも記述がありますけれども、既に女の子が暴力を振るわれて登校拒否になっているというような文章もありますが、それは解決済みでしょうか。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 解決かというのが問題になりますが、やはり、すぐにいいようになるかというのは難しい課題でありまして、日にちよっては欠席したり、また登校したり、もうそういったことの繰り返しが行われておると思いますので、そういったことも十分把握しながら、お互いの立場でそれぞれ寄り添った支援をしてまいりたいと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) ケース・バイ・ケースで寄り添った治療、対応ということでありますが、先ほども全国的な例を言いましたけれども、井原市で悲劇が起こらないようには、教育委員会及び現場で大変な努力をされておられると思います。そういう意味では、今後そういうことの起きないように、教育委員会も学校と連携をとりながら、こういういじめに対して的確な対応をするように、言ってみれば頑張っていただきたいというふうに思いますので、その点、改めて教育長のお考えをお聞かせいただいて、この質問は終わりたいと思います。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) いじめにつきましては、常日ごろから教員が子供のサインを見逃さないようにして、そして今最悪の状況といいますか、そういったことを迎えないように、細かく今後も指導してまいりたいというに思います。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 3件目であります。 環境の改善や自然保護に関する次の3点について、市の対策をお尋ねいたします。 ①として、家屋が密集している地域で、家庭ごみを焼却炉や空き地で燃やすことにより、焼却灰の飛散や悪臭に悩まされているようですが、これの対策についてお尋ねいたします。 ②といたしまして、井原市では3R、いわゆるリデュース、リユース、リサイクルを進めていますが、資源ごみを収集日以外の日に出している現状があります。市の職員が一定期間集積所を見て回り、強力に指導する必要があるのではないですか、市の考え方や姿勢についてお尋ねいたします。 ③といたしまして、岡山県の「自然との共生おかやま戦略」における行動計画に基づいて、県と連携を強め、市として野生動植物の保護や多様な生物が生息、生育できる環境保全対策を強めるべきではないですか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、環境の改善や自然保護の対策についてのご質問でございます。 まず、1点目の家庭ごみを焼却炉や空き地で燃やすことの対策についてでありますが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条の2の規定により、有害物質が発生するおそれがあり、環境や健康への影響が懸念されることから、家庭から出るごみを自宅の焼却炉や空き地などで焼却することは原則禁止されております。野外での焼却禁止につきましては、市のホームページに掲載しております。 しかしながら、市内においていまだに野外焼却があり、周囲の方から洗濯物ににおいがついて困る、煙で喉が痛い、煙で窓があけられないといった苦情を訴えられるケースもございます。市への通報があった際には、職員が焼却の現場に出向き、野外焼却が禁止されている旨を記載したチラシを示して指導しております。今後におきましても、廃棄物の適正な処理の啓発や必要に応じた指導を行ってまいりたいと考えております。 次に、2点目の資源ごみを収集日以外の日に集積所へ出される現状から、職員が集積所を見て回っての指導についてであります。 ごみの収集日の周知につきましては、全戸に配布しておりますごみの正しい分け方、出し方ガイドで収集日を示しているほか、ごみ収集カレンダーを市のホームページに掲載し、燃やすごみ、燃やさないごみ、資源ごみなど、正しいごみの出し方についてお知らせしております。また、今年度から希望される自治会等には、A3判でラミネート加工したごみ収集カレンダーをお渡しし、集積所に掲示していただくなど、新たな取り組みを始めたところであります。 定められたごみ収集日以外のごみが集積所に出されている場合、ごみ収集委託業者の協力で、収集できない理由を記載した黄色の警告シールをごみ袋に張り、適正なごみの出し方について促しておりますが、改善が見られない場合で原因者が特定できる場合は、直接職員が出向いて指導しております。また、原因者が特定できない場合には、集積所の管理者に対して収集日の誤りをなくすよう、ごみ収集カレンダー等の活用を勧めております。 以上のことから、現時点では期間を定めての集積所の見回り指導は考えておりません。今後も引き続き適正なごみの出し方等についてお願いしてまいります。 次に、3点目の県の「自然との共生おかやま戦略」に基づく、県と連携を強めた野生動植物の保護や多様な生物が生息、生育できる環境保全対策についてであります。 県では、国の生物多様性基本法に基づき、平成25年に「自然との共生おかやま戦略」を策定されております。策定の目的としましては、豊かな岡山の自然を私たちの子孫に確実に引き継ぎ、将来にわたって自然からの恵みを持続的に享受するため、生物多様性基本法に基づく地域戦略を推進するためのものであります。 本市におきましても、県の「自然との共生おかやま戦略」に基づく施策を推進するため、第2次井原市環境基本計画の中で野生動植物が生息、生育できる環境を保全することにより、生物多様性の保全について努めることとしております。さらに、豊かな自然環境を守り育て、後世に引き継ぐため、自然環境保全の意識高揚を図るよう努めることとしております。 具体的な取り組みとしては、昨年度から取り組んでおります環境マイスター養成講座の中で自然環境、自然史、生物多様性について学んでいただいております。また、今年度実施しました夏休み子どもエコ教室においても、実際に小田川で生物に触れながらその生態系を学ぶなど、現在の自然を守るための事業にも取り組んだところであります。 いずれにいたしましても、県との連携も図りながら、市民が恵まれた自然環境を誇りに思い、より一層大切にしていくという意識が育まれるよう自然環境の保護に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) ①でありますけれども、やはり家屋が密集しているところですと、先ほども市長もお話がありましたけれども、焼却灰が飛んできて外へ洗濯物が干せないとかというようなことや、においが大変だというような話が実際にあります。そういう意味では、特に密集地なんかですと、絶対に焼却炉や空き地で燃やさないようにということを、原則禁止になっているわけですが、実際にやられているわけでありますので、そういう意味では、たびたび広報などでもPRもしながら、そういうことのないようにしていかなければならないというふうに思います。 それから、苦情があった場合は直ちに現場に出向いて指導しているということでありますので、そういう意味ではそれも強めていただいて、絶対に二度とこういうことをしないようにということで徹底をしていただきたいというふうに思います。 それから②については、希望される地区については、ごみ収集カレンダーを配布しているということでありますが、確かに私が住んでおります自治会の集積所にはこのカレンダーが掲示されております。大変わかりやすいです。木之子町の森脇とか書いて、この地域の名前が入って、お宅の地域はいついつ、何々を収集するんですよというので、本当にわかりやすいカレンダーでありました。そういう意味では、希望する地域にというんではなくて、集積所があるところ、旧井原市内ですと集積所としてかっちりしたもんがなくて道路脇へ置いてるというようなところがあったりすると、そのカレンダー設置場所が例えば集めるところに木があれば、その木にぶら下げるというようなことにもなるんかもわかりませんが、なかなか難しいと思いますが、基本的には希望するところでなくて、あのカレンダー、大変有効なもんだというふうに思いますので、要らないというところについてはあげなくていいと思いますが、基本的には全ての集積所があるところの地区へはそのカレンダーを配って、周知徹底するということをしていただければ、より言ってみれば間違った出し方が少なくなるんではないかなというふうに思いますので、その点ぜひ全地区的に希望者だけでなくお渡しするというふうなことを考えていただきたいと思いますので、その点、どうでしょうか。それから、とりあえずそれでお答えいただきましょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) このたび取り組みましたカレンダーにつきまして、全地区対象に配布してはどうかというご意見でございました。 このカレンダーについて、それぞれのその集積ごとにわかりやすいものにしたいということで取り組んでおりまして、以前はホームページだけで掲示しておりましたが、希望する地域について対応を始めたところであります。 なお、このカレンダーにつきましては、今年度の自治連合会長会議、これにおいて皆さんにも周知をさせていただいたとこであります。 そういう中で、ちょっとお話いただきましたが、不要なところもあるというところへ、そこまで配布するというのも、そこへ出してしまうとそれはごみになってまいりますので、やはり必要とする地区という考えは持ちたいと。ただ、しっかりと周知いたしまして、本当に必要なところには行き渡る対応はしていきたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。
    ◆20番(森本典夫君) あのカレンダーの件で、基本的には全域にお渡しするということで、うちは要りませんよというとこだけ除くというふうな基本的な考え方でいくべきだろうというふうに思いますので、そういう意味では、希望者でなくて、要らないところを除いて、ほかのところは渡すということにしないと、全域に行かないというふうに思いますので、その点、ちょっと観点を変えていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) これらの取り組みにつきまして、環境に係る審議会と、これらのご意見もいただいて、今取り組んでおります。今後のあり方についてはさらに検討していきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) しつこいようですが、このカレンダー、本当に見やすいカレンダーになってます。ですから、先ほど言いましたように、それこそ自治会長会議ですか、という中でうちは要らないよ、この地域は要らないよというところだけはピックアップして、除いて、それ以外のところは出していただければ、先ほど言いましたように、間違って出すようなことも減るでしょうし、出さなくてもいいものが出されるということにもならないでしょうし、そういう点では、もう今組織で話をするということでありますが、それこそ必要でないところ以外は全部出すというふうなことをできるだけ早くやることで、より徹底するというふうに思いますので、その点、市長、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 森本議員さんから私どもがこのたび取り組んだこのカレンダーにつきまして、大変高い評価をいただきました。きょうのこの議会でそのことを取り上げて、質問をしていただいたことによって多くの市民の皆さんがそんなええカレンダーかということで、恐らく市へ殺到してくるんではないかなと思っておりますが、非常にありがたいことです。 ですから、ただ先ほど申し上げましたとおり、ただこれがもう必要でないところもあるかもしれません。今言うそのさび分けというか、そういったことをどのようにしていくか、啓発をしっかりと、これからこれだけいいカレンダーだということも私どもも啓発して、必要なところへ配る方法を検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 希望するところでなくて、希望しなくてもお渡しして、要らないところだけ除くというふうなことにしないと、やっぱり全体的に徹底しないという。先ほど言いましたように、井原町内ですと、それこそ道のへりへ今週はこっち、来週はこっちというような形で移動して出すようなことにもなってるところはなかなか難しいんだろうと思いますが、ぜひ希望しないところ以外は出すということで、新年度の予算の中に組み入れていただいて、枚数はかなり要るだろうと思いますが、ぜひ実現をしていただきたいというふうに強く要望をいたしまして、この質問は終わります。 そして、次の③でありますけれども、野生の動植物の保護や多様な生物が生息、生育できる環境保全対策を強めるべきではないかなというふうな質問をさせていただきましたが、今市長さんのお答えで連携も強めながらやっているということでありますので、ぜひこれは今後もしっかりとこういうことを国、県が考えている内容に沿って井原市もやっていただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 4件目であります。 スクミリンゴガイ、通称ジャンボタニシの被害状況の把握と被害防止対策の指導を強化すべきではないかと思いますので、お考えをお尋ねいたします。 ことしのジャンボタニシの被害は、昨年より地域が広がり、農家を泣かせ、困惑させております。各地の被害状況の把握と市としての各農家に対する系統的な指導などどうされてきたのか。また、今後被害を最小限に抑える対策をどうとられますか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、スクミリンゴガイ、いわゆるジャンボタニシの被害状況の把握と被害防止対策の指導強化についてのご質問でございます。 ジャンボタニシは南米原産の巻き貝で、食用目的で日本に輸入されましたが、廃棄されたものなどが野生化して各地に広がり、田植え後、3週間程度の苗が特に食害を受けやすく、苗が成長すると被害は少なくなるとのことであります。 本市では、5年前から散発的に駆除の相談が寄せられており、地区の農業委員さんを通じて駆除方法の周知をお願いしたことはありますが、各農家への定期的な指導はしてきておりません。これまで芳井地区や美星地区では発生しているとの相談は受けておりませんが、ことしは下稲木町から西方町、門田町、木之子町、西江原町にかけての地域で発生していると、農家の方や農協から伺っております。 駆除の方法としましては、貝が温暖な地域の生き物であるため、寒さに弱く、冬場は水田や用排水路の底にたまった水や土の中で越冬することから、冬期に水田をトラクターで10センチ程度の深さに高回転で数回耕起し、貝を寒気にさらすことで死滅させたり、用排水路の清掃を行って不要な水を排水することで生息場所をなくし、越冬する貝を減らすことができると言われています。 また、ジャンボタニシは、4月から10月の産卵期には用水路の壁面や稲の水面から上の部分に鮮やかなピンク色の卵を産みつけますが、この卵は水中ではふ化できないため、水中へ落とすことで個体数を減らすことができます。ジャンボタニシを直接捕まえることも効果的ですが、寄生虫を保持している可能性があり、卵は神経毒を有しているため、素手ではさわらないように注意していただきたいと思います。 稲の生育期に取り組む対策としては、水田の取水口と排水口に5ミリ程度の金網を設置して、水田への侵入を防ぐ方法と農薬による駆除があります。 ご指摘のとおり、本市でも発生区域が広がっていることから、冬期に取り組むべき対策につきましては、今月号の市広報に掲載するとともに、稲の生育期に取り組むべき対策につきましても、3月号の市広報に掲載する予定としており、被害を最小限に抑えるため、駆除方法の周知に努めてまいります。今後、市内全域で発生するおそれもあり、農業委員さんにも農家への周知をお願いしておりますので、大量発生する前に地域ぐるみで駆除への取り組みをお願いいたします。 ○議長(上野安是君) 午後1時まで休憩いたします。              午後0時2分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時   再開 ○副議長(西田久志君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 午前中に引き続き、一般質問を行います。──20番 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) いろいろジャンボタニシのどういう被害になるのかというようなことも含めてお話がありました。取水口や排水口に金網を張ってというふうな方法とか農薬とかというようなことがありましたし、それから今月号と3月号の広報に載せて、このことを農家の方にお知らせするというようなお話もありました。 私が岡山県植物防疫協会が出しております資料を見ますと、先ほども話がありましたが、1月から2月に水田を数回掘り起こしまして、耕しまして、寒さにさらすことで水田内で越冬するこのジャンボタニシを減らすことができるということでありますし、特にその田んぼだけということではなくて、ここにも書いてありますが、一部のみの捕殺ではなかなか効果が上がりませんということで、その地域、地域全体にやっぱし呼びかけて、このジャンボタニシをなくそうではないかというようなことの取り組みがないと、なかなか減らないということも書かれております。そういう意味では、地域ぐるみで退治しましょうというふうなことも書かれております。 そういう意味では、市が5年前から時々相談があるということでありますが、実際には5年前から相談があって、それぞれ5年たってかなり被害が広がってるという状況でありますので、このまま放っておくと、まだ特に南部、寒いところはなかなか育たないということらしくて、南部でまだまだ広がる可能性もあるし、取水しょうる流域に広がる可能性があるということでありますので、そういう意味では状況を把握してというふうなことを最初は言いましたけれども、どの程度農林課あたりでこの5年間にどういう状況じゃったのかというような把握を実際にされているのかどうなのか。 それから、どういう対策を農協等々と連携をとりながら対策をとられたのか、そのあたりが大変大事だろうと思いますし、現状把握をして打つ手を考えるということにしないと、何か被害がそれぞれ、地域は言われましたけれども、5地域言われましたけれども、どんどん広がっているわけでありますので、そういう意味では現状どういうふうに役所として把握しているのか、また農協とタイアップしてつかんでおられるのか、そのあたりをお聞かせいただいて、本当に今後これをなくしないと、田植えした途端に若い苗を食べられてしまうという被害が続出するということを思いますので、その点では把握状況と。それから、先ほども言いましたように、それぞれの地域全体で取り組んでいかなければならないというふうに言われておりますので、そういう点でどういうふうに市としてこのジャンボタニシを少なくしていくかということを考えておられるのか、ちょっと具体的にお聞かせいただきたい。 それと、今月の広報と3月の広報と言われましたけれども、先ほども言いましたように、1、2月に畑を耕すのが大変効果があるということで、市長も耕すようにというふうな発言されましたけれども、そういう意味では今月が、1月、2月、3月と、2月があいてますんで、そういう意味では1、2月が勝負時だというふうに言われているわけでありますので、2月もあわせて広報へ載せていただいて、当然3月も載すというような形で徹底してこの問題をやっていかないと、年数がたつにつれてまた広がってくるというふうに思いますので、そのあたりちょっと具体的に把握の状況と今後の対策についてお尋ねしたいと思います。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) まず、被害状況の把握についてのお尋ねでございます。 先ほど市長の答弁でもございましたように、5年ほど前から発生の報告が寄せられておって、その駆除の駆除方法について相談が寄せられとるところでございます。 これにつきましては、当該相談者に対しましてその駆除方法を当然お知らせするわけでございますけれども、地区の農業委員さんを通じても周知を図っておりますので、ある程度その地区には周知できてるものというふうに認識しております。 被害状況でございますけれども、これまでに農業共済事務組合を通じて確認しましたところ、被害の報告自体はございません。ですから、発生の報告はあっても、被害として行政側で把握しているものはないという状況でございます。確かに、食害があったのは事実でございましょうけれども、被害面積が幾つとか被害額が幾らという形での把握は現在のところしていないところであります。 それから、このジャンボタニシというのが昭和40年代に輸入されたものでございまして、全く新しいもんでございます。そういった形で、皆様の認識も十分でないという中でなかなか対応がおくれがちになっているということは否めないことであろうと思っております。広報1月号、2月号でもというふうなお話もございました。そういった中で、市のホームページもございますし、それから当該地区に対する回覧板等での周知ということもございます。それから、発生時にはお知らせくん等を通じて、そちらの当該エリアについてのその辺の対応の周知もお願いできるかと思っておりますので、いろんな手段を通じてこれからの拡大を抑止していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 徹底してやらないとまず減らないというふうな気持ちを持っております。したがって、ホームページもあるとかというふうな話もありましたが、徹底して1月号、今月号ですね、それから来月号、それから3月号と、間に2月号がありますんで、ぜひ2月号でも掲載をしていただきたいというふうに思います。 それから、先ほど話がありましたように、農業委員さんにも話をしてということでありますが、地域全体で取り組むということについては、農業委員さんにお任せしとるということでいいのかどうなのか、そのあたり地域全体で取り組む方法として、農林課としてどういうふうな施策を講じる必要があるかというあたりが大変大事だろうと思いますし。 それから、被害時に周知するということでありますが、被害時、周知したんじゃもう遅いんです。したがって、今の時期、先ほども言いましたように、1月、2月に田んぼ、掘り返しなさいというふうなことを言っているわけですので、被害の発生を防ぐために1月、2月、それこそその地域全体でそういうふうな取り組みをしてくださいよという訴えをしないと、これもなかなか押さえられないというふうに思うんで、そのあたり何点か質問いたしましたけれども、その点についてどうでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 確かに、ジャンボタニシの発生が拡大しているということについては事実だろうというふうに思っております。そういった中で、地域全体として取り組んでいただく、このことが必要であるということで、このたび今月号の広報に載せるわけでございます。 したがいまして、先ほど私が申しました農業委員さんを通じての対応というのは、これまでの対応であったということでございまして、今後もそれに頼っていこうということではございません。ですから、全市的な広報で周知をしていくと。それに加えて、私が先ほど申しましたのは発生時、実際発生したときに幾らかでも皆さんに早く周知するためには、お知らせくん等の活用も考えられるというふうに申し上げたわけでございまして、被害が発生したからそれをお知らせするということではなくて、防除につきましては広報、あるいはホームページ、そういったお知らせくんも使いながら対応してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 発生地域に徹底する方法、どう考えておられますか。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 発生が予想される地域というふうに言ったほうがいいかと思いますけれども、こちらにつきましては、今月号の広報はもうもちろんでございますけれども、そのほかに地域を限ってのお知らせくんの放送も可能でございます。それから、地域を限っても、回覧板等での周知も可能でございます。そういった手法についても考えてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) たびたび言っておりますように、一農家が、それから二、三の農家がうちはことし発生が多かったからどうにかせにゃいけんということで、しっかり掘り起こしするとか農薬をというようなことになる可能性が強いわけで、先ほど部長が言われましたように、それから私がもう言っておりますように、地域全体で取り組まなければ、これは根絶までいかないと思いますけれども、被害が少なくならないと、より拡大されるということになりますので、そういう意味では、部長が言われましたようなPR方法も講じて、来年度はああ言ようたけども、今回は発生が少なかったなというような状況をつくっていただきたいというふうに思うんですが、その点、市長、どうでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 今回このジャンボタニシについてのご質問をいただきまして、私どももこの問題、今までちょっと被害の点では出てなかったということで、今部長のほうから答弁をさせていただきましたけれども、今後これはもうかなりふえておる状況を鑑みれば、やはりこれはしっかりとした啓発をしていかなければならないと思っておるところでございます。 とりわけ、今広報による啓発ということを申し上げましたが、今まで、私の記憶の中ではジャンボタニシを扱った広報があったかもしれませんけれども、まずちょっと記憶にないんです。このたび12月号でかなり大きい紙面でとりまして、ジャンボタニシを大きく掲載をしております。かなりアピールできるものと思っておりまして、今毎月というお話もありましたけれども、私としてはこの12月号の公報を掲載し、さらにこの3月号ということを今申し上げましたけれども、これやはり寒気にさらすことで死滅ということになれば、前倒して2月号に掲載をしたいなと今ちょっと思ったところでございます。ですから、広報については今月号、そして2月号においてしっかりと啓発していく、必要とあらばまたお知らせくんなどを通じてあらゆる場面で啓発し、ご指摘のとおり地域ぐるみの活動に広がってくればなと思っております。 非常にジャンボタニシに対する認識が、まだまだ市民に対してのやっぱり認識が薄いと思っておりますんで、私どもといたしましてはあらゆる媒体を使って啓発に努めてまいりたいというふうに思っております。 ○副議長(西田久志君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 市長の力強い処置方法を言われましたんで、ぜひよろしく。 それから、被害が出てないというのは、共済の関係で、共済で該当するような被害が出てないという意味だと僕は理解したんですが。被害は至るところで出てまして、それから実際に農家の方からいろいろ聞いております。そういう意味では、被害はあるんです。その被害が小さいだけに、共済の補償にかからないというだけのことで、被害はたくさんありますし、僕自身もその状況を見たし、道路でそれをとって、道路で潰した後なんかも実際に確認もしました。そういう意味では、特に田植え後の被害を担当課のところで見て回るとかということも含めて、先ほど来ありましたように、被害は聞いておりませんということですが、補償の関係ではもうそう全体の田んぼの中、5割も6割もやられたというのはないわけですが、1割から5%ぐらいはやられたとかというようなところはいっぱいあるわけですから、そういう意味ではそこらも含めてしっかり掌握していただいて、対応していただきたいということを重ねてお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○副議長(西田久志君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 最後の質問になります。 市民の安全確保のため、早期にカーブミラーの総点検を行い、早急な補修や更新をすることについてお尋ねいたします。 市内には、交差点などで見通しが悪く、危険箇所と思われる場所に多くのカーブミラーが設置されています。しかし、このカーブミラーの反射面が白く濁り、映りが悪くなってミラーの役割を果たしていないものや、支柱が斜めになって見たいところがよく見えないなどという欠陥ミラーがあります。早期にカーブミラーの総点検を行い、早急な補修や更新をし、市民の安全を確保してはどうでしょうか、お尋ねいたします。 ○副議長(西田久志君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、カーブミラーの総点検と補修、更新についてのご質問でございます。 まず、カーブミラーの総点検を行ってはどうかとのお尋ねでございますが、点検作業につきましては日常の道路パトロールで実施しており、今後もこれまでどおり対応していきたいと考えております。 カーブミラーの補修、更新につきましては、日常の道路パトロールや市民の方からの通報により不良箇所を確認し、職員による補修作業と業者委託による更新工事により対応をしております。なお、更新工事につきましては、業者委託の対応となりますので、通報、発見からおおむね2カ月以内の完了を目標としております。ここ数年の対応状況を申し上げますと、平均して年間約40件となっております。その内訳は、職員による補修作業が約20件、更新工事が約20件となっております。 今後も道路交通の安全を守るため、迅速な対応に努めてまいりますので、今回ご指摘の見えづらいカーブミラーを初めとする道路の不良箇所がございましたら、情報の提供をお願いいたしたいと思っております。 ○副議長(西田久志君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 先ほども言いましたように、市内にはたくさんのカーブミラーがあります。そういう中で、職員の方々が日常の道路パトロールでそういう、言ってみれば見にくいとかちょっと斜めに支柱がなっているとかというのに気がついたらそれを直していくというふうなことでありますけれども、そういう意味では、曇ったのがいつまでも曇ったままとか、支柱が斜めになったのがいつまでも斜めになったままとかというのを僕は実際に見ております。そういう意味では、できるだけ早い対応をしていかなければならないというふうに思うところであります。 それから、全域のカーブミラーについては、市民の方々がちょっとこれは危ないなとか見えんなとかというような通報がされれば、すぐ対応するというよりはとりあえず対応できるというふうになりますので、そういう意味では、僕自身も実際にそんなんがあれば、ここのカーブミラーはということで担当課のところへは言ってますが、やはり市民の方々にそのことを徹底して、皆さん気がついたところを教えてくださいよというようなことで、広報をする必要があるんではないかなと思います。ですので、市の広報でも1回全域にそのことをお知らせをして、危ないところがあったらここへ言ってくださいよというようなことも含めてしっかりお知らせをすると。 それから、お知らせくんで、カーブミラーで見にくいとこがあったらぜひ言ってくださいよということで、担当課の電話番号も言って、それぞれ連絡をしていただくということなどもすることによって、できるだけ見えにくいものが早期に改善されるというふうに思います。 したがって、今言いましたような方法でぜひ広報やお知らせくんなどで市民の安全・安心のためにちょっと見えにくいところがあったら言ってくださいよという広報を、先ほど言いましたように、市の広報とかお知らせくんとかというのでお知らせをしていったらどうかというふうに思いますが、その点、どうでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 森本さん、時間でございますけれど。 ◆20番(森本典夫君) 60秒の間で。 ○副議長(西田久志君) 切りました。              〔20番 森本典夫君「切れた」と呼ぶ〕 はい。              〔20番 森本典夫君「そうですか。ほんなら、答えだけください」と呼ぶ〕 はい。 それでは、答弁をお願いします。              〔「質問時間が終わった後からじゃなかったかな」と呼ぶ者あり〕 よろしいですか、もう。              〔20番 森本典夫君「質問時間は終わったけど、質問しとるわけじゃから、それの答弁は」と呼ぶ〕 答弁を求めます。建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) どうですかというお尋ねは40分経過後に出た発言ではないんですか、ベル終了後に。意見を述べられたのは40分以内でしたけれども、それ以降に発言されたものと認識しておりますが。 ○副議長(西田久志君) しばらく休憩します。              午後1時22分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時23分 再開 ○副議長(西田久志君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 時間外でございますので、答弁はできません。よろしくお願いいたします。              〔20番 森本典夫君「ありがとうございました」と呼ぶ〕 次に、2番 河合謙治君。              〔2番 河合謙治君登壇〕 ◆2番(河合謙治君) 2番 河合謙治です。通告に従い、2項目について質問させていただきます。 まずは、1項目めとして、市民参加・協働自治を進めるしくみづくりについて。 井原市第6次総合計画後期基本計画において、基本目標6、“My”意識でみんながつくるまちの中に市民参加・協働自治を進めるしくみづくりがあります。その現状と課題として、近年少子・高齢化の進展などを背景として、コミュニティーの弱体化、農地や自然の荒廃による農村の衰退など、さまざまな問題が深刻化しています。また、増大する地域課題を克服しながら多様化する市民ニーズに対応するためには、各分野において市民、地域、団体、事業者、行政が協働し、それぞれが主体的にまちづくりを担うことができる仕組みが必要です。 本市では、将来の子供たちへ誇りを持って引き継ぐことができるまちをつくるため、パートナーシップ・プロジェクト事業の推進を初め、市民活動支援の拠点となる市民活動センター「つどえ~る」の機能の充実に努めていますが、今後さらに協働の取り組みを具体化していくことが求められています。 こうした中、市内各地区に地区まちづくり協議会等が設立され、地域でのまちづくりの推進体制が整いつつあり、今後は地域住民が主体的にまちづくりに取り組めるよう仕組みづくりを進める必要がありますと掲げられています。 そこで、①として、各分野において市民、地域、団体、事業者、行政が協働し、それぞれが主体的にまちづくりを担うことができる仕組みとはどのような仕組みなのか、お伺いいたします。 ②として、協働の取り組みを具体化していくとはどのような取り組みなのか、お伺いいたします。 ③として、地域住民が主体的にまちづくりに取り組めるよう仕組みづくりを進めるとはどのような仕組みなのか、お伺いします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(西田久志君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、2番 河合議員さんのご質問にお答えをいたします。 市民参加・協働自治を進めるしくみづくりについてのお尋ねでございます。 協働のまちづくりは市長就任当時からの公約であり、協働という言葉もよく使われるようになりましたが、改めてその定義について申し上げますと、市民と行政がよきパートナーとして互いの信頼と責任を担い合い、特性や能力を発揮しながらまちづくりという共通の目標に向かって連携し、ともに成長する関係であると考えております。 さて、お尋ねの各分野において、市民、地域、団体、事業者、行政が協働し、それぞれが主体的にまちづくりを担うことができる仕組みについてでございますが、市民活動団体の育成や各地区まちづくり協議会の設立を推進するとともに、市民が気軽に安心してまちづくり活動に参加できるよう、市民活動総合補償事業等による環境づくりの充実や市民活動支援の拠点となる市民活動センター「つどえ~る」を整備し、その機能の充実を図っております。 次に、協働の取り組みを具体化していく取り組みにつきましては、井原市パートナーシップ・プロジェクト事業として取り組んでおります。 次に、地域住民が主体的にまちづくりに取り組めるよう仕組みづくりを進めるということについては、パートナーシップ・プロジェクト事業の柱の一つ、井原市がんばる地域応援補助金制度があります。この財政支援により、多くの地域住民が地域課題の解決にみずから企画立案し、多数の事業を実施していただいております。 このように、まちづくりに参画することにより、自主性の醸成が図られ、住民の皆さんが住んでいてよかった、住み続けたいと思えるまちの実現を目指しております。これらの取り組みを通して、市民主体のまちづくりの実現と地域コミュニティーの活性化につながることを期待しているところであり、今後もパートナーシップ・プロジェクト事業を強力に推進してまいりたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) ありがとうございました。 幾つかの質問させていただきたいんですけど、まちづくり計画によるパートナーシップ・プロジェクト事業の現在の事業数とその事業内容について幾つかの例を紹介していただけませんでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) パートナーシップ・プロジェクト事業、事業数、事業内容についてのお尋ねでございます。 パートナーシップ・プロジェクト事業、これは6本の柱により事業の展開を行っております。 まず1つ目として、まちづくり協議会等の活動支援でございまして、がんばる地域応援補助金により運営及び地域課題の解決やよりよい市民生活を送っていただくための、みずからが企画立案し、実施するまちづくり事業に対しまして財政的支援を行うものでございます。 2つ目といたしまして、リーダー養成事業がございます。 まちづくり協議会におきまして、地域リーダーに必要な、例えば会議進行の技術でありますとか、問題解決の手法、まちづくりの実践的知識などを身につけていただくための講座及び先進地視察を行う事業でございます。 3つ目でございますが、パートナーシップ推進員の派遣でございます。 行政と地域のパイプ役となります市役所職員をパートナーシップ推進員といたしまして、13小学校区に2名配置し、地域が課題解決のために行われます会議を行う場合等に要請に応じて派遣をいたしております。 4つ目でございます。協働のまちづくり市民推進シンポジウムの開催であります。 地域の取り組みの成果発表や意見交換などを通して、やりがいの創出や市と各地区間の情報の共有、それから共通認識を得る機会といたしておるところであります。 5つ目が啓発事業の実施であります。 市民の皆様に協働とは何か、なぜ協働が必要かなどについて啓発する協働のまちづくり講演会を開催いたしておりまして、また広報紙、メディアによるPRを通して市民への協働のまちづくりに対する意識の醸成を図っておるところでございます。 6つ目といたしまして、行政職員の意識改革であります。 市の職員に対しまして、協働に対する正しい知識と認識を習得させるため、新人、若手職員を中心に研修を行っております。全庁的な取り組みとして、協働に対する意識改革と技術の向上に努めているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 先ほど言われた6本の柱のうちのがんばる地域応援事業だけの事業数とその事業内容について幾つか紹介していただけませんでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) がんばる地域応援補助金の事業数及び事業の紹介ということでございます。 がんばる地域応援補助金につきましては、平成25年度から始まりまして、27年度におきましては11地区、42事業、28年度は11地区、45事業と、次第にその事業数も増加している状況でございます。 事業の内容でございますけれども、地域の活性化や一体感の醸成に関する分野など、市内各地で特色ある取り組みをいただいておるところでございます。 特色ある事業といたしましては、例えば大江地区のニンニクとウコンの生産販売や県主地区のサツマイモを使った焼酎づくりなど、美しい自然を次世代に残したいというような思いから取り組んでいただいておりまして、今年度新たに稲倉地区でも休耕地再生ささげプロジェクト事業といたしまして、地域の集団作業でササゲを栽培する事業に取り組まれておるところでございます。また、地域の活性化や郷土意識の醸成を目的といたしまして、西江原地区ではふるさとのレシピを探し活かす事業でありますとか、芳井地区における芳井宵あかり、これらの事業にも取り組んでいただいております。 採択されております事業の概要、これは市のホームページのほうにも掲載しておりますので、またごらんをいただけたらと思います。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) 紹介のほうありがとうございました。 次に、市民活動センター「つどえ~る」の年間活動回数と利用者数とその啓発活動についてお伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 次に、つどえ~るの活用状況及び啓発活動についてということでございます。 つどえ~るの利用状況につきましては、平成27年度は2,982件、1万1,329人の利用となっております。指定管理初年度の平成20年度においては426件、4,380人という状況でございましたので、件数で7倍、人数で2.6倍と増加している状況にございます。 啓発活動についてでございますけれども、市民活動団体の取り組む事業を初め、つどえ~るの自主事業として各種研修会や講演会、また登録団体によるパネル展示等の活動状況につきまして、広報紙やホームページで情報発信が行われております。なお、ことし11月からでございますけれども、毎月第4木曜日に登録団体の活動紹介を井原放送でつどえ~る通信として放送が開始されているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) 利用回数等も7倍と、利用者数も2.6倍ぐらいになってるということなんですけど、そのつどえ~るの機能の充実に努められていると思いますが、具体的にどのような機能なのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) つどえ~るの機能の充実、機能についてであります。 相談、情報収集、それから場所の提供、各種講座、研修などの機能を有する施設として整備されてるものでございまして、市民活動の写真展を初め、登録団体等の交流事業を行うなど、機能の充実が図られております。 また、本年4月からは毎週金曜日と日曜日につどえ~るカフェにより新しいコミュニティーづくりにも努めていただいているところでございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。私のほうもつどえ~るのほう何回も足を運んで、いろんな企画に参加させていただいたりもしているんですけど、今後とも市のほうでもつどえ~るのほうにより一層の支援をして、活動を活発化していくというふうなご意見として捉えていいでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) つどえ~るについて、その管理運営を今お願いしているわけでございますが、当然これらの活動につきましては、市も連携いたしまして事業を推進してまいりたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。これまでも何倍も設立からといえば、何倍もの数の人が使えるようになってるんですけど、より一層充実を図っていかれるということで、よろしくお願いいたします。 次に、協働のまちづくりを進めるための学習機会を拡充するのに、どのような学習を年間どれぐらい実施されているのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 協働のまちづくりに関する学習機会についてのお尋ねでございます。 その学習機会につきましては、平成27年度におきましては、リーダー養成事業といたしまして、まちづくり協議会等のメンバーを初め、パートナーシップ推進員を対象とした研修で会議の進行役に必要なスキルであるファシリテーション能力のアップ、これを図る研修を2回実施いたしました。また、地域おこし協力隊の活動状況について先進地視察も行っております。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 次に、この中で市民活動総合補償事業とうたわれてるんですけど、これはどのような事業なのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 市民活動総合補償事業というお尋ねであります。 協働のまちづくりを進める上で、市民の皆さんが安心して市民活動、地域活動やボランティア活動に取り組んでいただけるよう、市として井原市市民活動総合補償保険制度のほうに加入をいたしております。この保険につきましては、市民活動に参加した皆さんが活動中にけがをしたり、死亡した場合や市民活動の参加者が第三者に損害を与えた場合、こういう場合に保険金が支給される制度でございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 これは、公の活動なり、作業なりをされた場合に補償がきくということなんですけど、これは申請か何かでやればできるというような形で、簡単にできるような形でと考えていいんでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) いわゆる市民活動の中でこういう保険対象になるような事象が生じました場合には、協働推進課のほうが事務局となっておりますが、そちらのほうへご相談いただいて、請求手続等をしていただければと思います。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 次に、市民と行政とが連携していく上での会合の場としてはどのような場があるのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 市民と行政が連携していく上での会合の場というご質問であります。 連携のもとに情報共有する会合の場といたしましては、地区まちづくり協議会連絡会議を開催いたしております。本年度は5月に今後の協働のまちづくりの方向性についてと題した講義をいただいた後に、まちづくり協議会の皆さんとの意見交換を行っております。 なお、12月に第2回目の意見交換を行う予定としておりまして、各地域の取り組みの進捗状況ですとかについて情報交換を行うことといたしております。 また、3月には成果発表や意見交換などを行うシンポジウムの開催につきましても予定をいたしているところであります。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 会合の場も十分年に2回やられてるということで、将来の子供たちへ誇りを持って引き継ぐには、現在の市民が率先して住みよい地域づくりへの参画を心がけて、地域住民が主体的に取り組むまちづくり活動の実施が必要です。行政においてもより一層の補助、支援をしていただき、全市民が一体となってまちづくりが進められるよう希望しまして、この項目についての質問を終わらせていただきます。 ○副議長(西田久志君) 引き続き、2番 河合謙治君。              〔2番 河合謙治君登壇〕 ◆2番(河合謙治君) 続いて、2項目めとして、街灯について。 街灯とは、道路等公共用地や公有地などを照らすために設置された明かりのことです。また、街灯には街路灯、防犯灯があり、街路灯の中には道路照明と都市照明があります。 そこで、①として、道路照明と都市照明、防犯灯の用途と見分け方の違いについてお伺いいたします。 ②として、道路照明と都市照明、防犯灯の管理者の違いについてお伺いいたします。 以上、よろしくお願いします。 ○副議長(西田久志君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──建設経済部長。              〔建設経済部長 三宅道雄君登壇〕 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 次に、2項目めの街灯についてのご質問でございます。 お尋ねの道路照明、都市照明、防犯灯の用途と見分け方、管理者の違いについてお答えいたします。 まず、用途につきましては、道路照明は夜間の道路交通の安全と円滑化、都市照明は明るい都市景観づくりや交通事故防止、防犯灯は犯罪の未然防止などを目的としております。 次に、見分け方につきましては、道路照明は国道、県道、市道のうち、交通量の多い区間やその交差点のほか、橋梁、トンネルに設置されているものであります。その例といたしまして、市道では本市のメーン道路となる鉄道井原線井原駅から井原バスセンターまでの井原駅前通り線と市民会館東側のミュージアム通りなどに設置した照明がございます。国道や県道に設置された照明の支柱には岡山県の表示が、市管理のものにつきましても、一部を除いて井原市の表示があります。 また、都市照明は、基本的には電気料を負担いただいている各事業所名が入った看板つきの照明で、主に国道や県道などの主要幹線に設置されております。 防犯灯につきましては、さきに述べた道路照明や都市照明がおおむね幹線道路沿いに設置される水銀灯やナトリウム灯であるのに対しまして、防犯灯は自治会などが市内一円に設置される蛍光灯やLED灯などであり、電柱などへの共架による設置が多く見られます。 次に、管理者の違いにつきましては、道路照明は、国道と県道の設置分は岡山県が、市道部分に設置されたものは都市建設課が管理しております。 都市照明は、企業、井原商工会議所、備中西商工会、本市で組織する井原市照明都市計画推進委員会が設置、管理し、地域創生課がその窓口となっております。 防犯灯につきましては、設置者である自治会など地区組織により管理されております。 なお、これらの街灯の故障について、通報先が不明な場合もあろうかと存じますが、先ほど申しました都市建設課、地域創生課、協働推進課の3課のいずれにご連絡いただきましても対応いたしておりますことを申し添えさせていただきます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) ありがとうございました。 先ほど説明していただいた都市照明の件なんですけど、都市照明とはスポンサーがついている照明であるという説明をいただきました。その全体数に対して、現在スポンサーがついていない割合というのはどれぐらいあるのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) スポンサーがついてないものの中で、ついていないものが現在20本ございます。 以上でございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) 済みません、ちょっとよくわからなかったんですけど、スポンサーがついていないほうが20本でという回答でしょうか。ちょっともう一度、済いません、お願いします。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 全体で548本の都市照明があるわけでございますけれども、その中でスポンサーを失って、現在点灯していないものが20本ございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 548本中、20本が点灯していないということなんですけど、スポンサーがついていない都市照明に対して、点灯しているものと点灯していないものが現在あると思うんですけど、それはなぜなのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。
    ◎建設経済部長(三宅道雄君) スポンサーがついていない都市照明でも、実際に点灯してるものはございます。こちらにつきましては、やはり周囲の状況、大変暗くて通行上問題があるということでつけておるもんでございます。こちらにつきましては、照明都市の計画推進委員会のほうで電気料を負担しておるわけでございますけれども、そのほかついていないものにつきましては、周辺状況等を勘案いたしまして、周辺が比較的明るい、こういうような状況がございまして、やむを得ず消灯してるものでございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 都市照明を100%、本数全部を点灯させるための啓発とか、どのようなことをされているのか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 冒頭、回答で申しましたように、都市照明につきましては、企業さんからのスポンサーが頼りでございます。そういったスポンサーを募るに当たりましては、商工会議所によります会報が出ております。こちらのほうのスポンサーの募集広告を載せておりますほか、企業の方々に個別に声かけをさせていただきまして、スポンサーの確保に努めているところでございます。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。企業のほうなり商工会議所のほうで努力されているということなんで、そちらのほうにお任せしてるということだと思います。 次に、防犯灯のLED化推進のための補助制度についてお伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 防犯灯の補助制度についてのご質問でございます。 皆さんご承知のとおり、各地域において防犯灯の設置をされる場合にその補助をしておるわけでございますが、補助率は10分の8、新設の場合でございますが、上限額2万5,600円としているところであります。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) その防犯灯についてですけど、自治会、その他これに類する地区組織の負担で管理しておられます。以前の蛍光灯管球の取りかえには1個当たり約600円必要だったんです。蛍光灯から蛍光灯へ取りかえるのには、1個当たり約2,650円、蛍光灯の新設には1個当たり約3,500円必要でした。現在の蛍光灯からLEDに取りかえるには約5,600円、1個当たり。LEDの新設には、約5,950円というものが自治会、地区組織の負担になっています。自治会においては、人口減少により自治会費減少の中、年間数個までのLED化しかできなくなっており、その数を超えるものは次年度に繰り越しと、消えたままというふうなケースも出ているとのことです。地区組織についても同じようなことが発生しているそうです。 そこで、補助率をもう少し先ほど言われた10分の8から上げることとか、補助金交付までの流れの短縮を図る、これは一時的に負担といいましても、全額を払ってから補助金が交付されるまでに約数カ月かかるケースも出てきています。そういう検討はできないかどうか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) まず、補助率が上げられないかというお尋ねでございます。 先ほども回答いたしましたが、本市におきまして犯罪、交通事故等を未然に防止し、明るく住みよいまちづくりの一環といたしまして、自治会等で設置される防犯灯に対して10分の8という高い補助をしているという認識でおります。 そうした中で、先ほどLED化による額の高額化というお話をいただいたんでございますけれども、地球環境に負荷の少ない社会の構築に取り組むという観点から、第6次総合計画後期基本計画におきましても、温室効果ガスの削減、省エネルギー化が期待できるLED防犯灯への切りかえを進めるとしておるところでありまして、その点についてはご理解をいただきたいというふうにも思います。 そういった中で、補助率の引き上げでございますが、防犯灯につきましては、公共性の高い設備であるというふうには認識いたしておりますけれども、地域で整備いただいているいわゆる受益者負担の観点もございます。そういった観点からこれ以上の引き上げは困難と考えておるところであります。 次に、手続期間の短縮についてのご質問であったかと思います。というか、手続から支払いまでの期間の短縮かなと思うんですけれども、これらの補助金の交付の手続につきましては、交付規程でありますとか交付要綱、これによりまして申請から交付まで現在約1カ月程度必要となっております。申請をいただきまして、職員による書類審査、実地調査を行い、問題なければ1週間程度で交付決定通知を送らせていただいているという状況でございます。その後に、実際に事業をされまして、完了後に実績報告書と請求書の提出をいただき、その約2週間後の振り込みというスケジュールで動いております。 手続途中で実施者のほうの都合により期間が長くなる場合もあろうかと思いますが、基本的にはそういうスケジュールで動いておりまして、現在のところそれ以上の短縮は難しいのかなというふうに思っております。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。補助率に関しては今のところ上げられないということで、わかりました。 補助金交付までの流れの短縮、正味1カ月ぐらい必要なんだと言われて、部長のほうも認識があったと思うんですけど、当然それを正味事務的なことを全部すれば1カ月ぐらいで終わるんですけど、どうしても申請したりとかというのをすぐに行けない状態とかという、担当者が、自治会や地区の組織の中にはおられて、それやると、一番問題なのは、やっぱり期末の折なんです。12月、期末とかされる場合の、11月ぐらいとかにやった場合に、どうしても来年度以降じゃないと出ないというたときなんかに、こういうことが多々発生してるということを今自治会等で言われてますんで、ちょっと流れのほうも短縮できづらいというふうに言われてますけど、再度もう少し短くなるようなことを検討していただければ幸いかなと思いますんで、よろしくお願いいたします。 次に、防犯灯の電気代についても補助ができないかどうか、お伺いいたします。 ○副議長(西田久志君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長北村宗則君) 続いて、電気料金の補助についての質問であります。 先ほど申しましたとおり、防犯灯について公共性が高い設備であるという認識はいたしておりますけれども、受益者負担の観点もありますし、電気料金につきましては今までどおり設置される自治会等で負担をいただきたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。電気代のほうについても、補助は今のところと同じようにできないという回答だと思います。 何かと言いますと、結局は人口減少によるものでして、自治会の自治会員さんの数が減ってきてると、地域の組織のほうでも人数がどんどん減ってきてるというとこから、払いがたい、払いにくい、払えないとかというなことを多々最近聞くようになりましたんで、今回この辺を踏まえて再度検討していただけないかなと思いますけど、現状は無理ということなんですけど、今後どんどん出てくるんではないかなと思いますんで、その辺はよろしくお願いいたします。 最近、山王の上から見た町の明るさは、昔の明るさと比べて非常に暗く感じます。町の明るさは町の活気に比例するものではないでしょうか。これ以上町を暗くしないように、自治会、地域組織を初め、行政でも再度考えていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○副議長(西田久志君) 2時10分まで休憩いたします。              午後2時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時10分 再開 ○副議長(西田久志君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 次に、1番 西村慎次郎君。              〔1番 西村慎次郎君登壇〕 ◆1番(西村慎次郎君) 1番議員、西村慎次郎でございます。 通告に従いまして、井原市スポーツ推進計画の実施状況についてお伺いいたします。 スポーツは健全な心身の発達を促し、また日常生活に活気があふれ、生きがいとなる重要な役割を果たしています。井原市においては、平成26年3月に平成26年度から29年度までを計画期間とする井原市スポーツ推進計画が策定され、生涯スポーツの推進、競技スポーツの推進、健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進という3つの柱で現在までスポーツの推進をされてきました。 そこで、井原市スポーツ推進計画の実施状況についてお伺いします。よろしくお願いします。 ○副議長(西田久志君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) それでは、1番 西村議員さんのご質問にお答えいたします。 井原市スポーツ推進計画の実施状況についてでございますが、この計画は井原市第6次総合計画後期基本計画が目指す将来都市像である「美しい自然 息づく文化 笑顔でつながるひと 元気発信都市いばら」を実現するための具体的施策を定めたもので、平成26年度から平成29年度までの計画期間としております。豊かな感性を育むまちづくりを基本目標に、生涯スポーツの推進、競技スポーツの推進、健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進の3つを柱として諸事業を展開することにより、健康で心豊かな生活を送ることができる社会の実現を目指すものであります。 これまでの実施状況についてでございますが、まず1本目の柱であります生涯スポーツの推進につきましては、市民の皆様が気軽にスポーツ、文化活動に参加できる会員制のクラブ、いばら生き生きクラブの運営支援を行い、新種目の追加、会報の発行など、会員数の増加と親しみやすいクラブの実現に向けて取り組んでまいりました。現在、スポーツ系12サークル、文化系3サークルが活動しており、会員数は492名となっております。また、市民の皆様に気軽にスポーツに親しんでいただける環境づくりのため、スポーツ推進委員が地域へ出向いて、地域スポーツ教室を開催し、子供から高齢者までニュースポーツが気軽に体験できる場を提供しております。貸し出し可能なニュースポーツ用具やニュースポーツのルールについて、広報やケーブルテレビ、ホームページで紹介するなど、ニュースポーツの普及にも取り組んでまいりました。さらに、スポーツ活動の場となる施設につきましては、市民にとって利用しやすい施設となるよう計画的な整備、改修に取り組んでまいりました。また、大会や教室など、さまざまなスポーツ情報をホームページ、広報紙等で提供し、スポーツ人口の増加に努めてまいったところであります。なお、スポーツ施設全体の利用状況につきましては、平成27年度で33万815人となっており、過去5年間ではおおむね横ばい状況にあります。 次に、2本目の柱であります競技スポーツの推進についてでありますが、本市における競技スポーツは、井原市体育協会が主体となって推進しており、20の専門部において年間を通して40を超す大会を開催しております。 競技スポーツの振興と競技力の向上を図るため、井原市体育協会への支援を継続して行うとともに、新体操や陸上競技、スポーツ少年団等にも支援を行い、競技力のアップと若い世代の育成にも努めてまいりました。また、審判講習会の実施、スポーツ少年団認定指導員の育成により指導力の向上に努めたほか、バレーボールV・プレミアリーグドリームマッチの開催や全国健康マラソン井原大会、新体操フェスティバルへの招待選手の招致などによりハイレベルな競技に接する機会を提供し、市民のスポーツへの興味、関心を高め、活動意欲の向上を図りました。 最後に、3番目の柱であります健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進についてでありますが、市民体育祭など、スポーツイベントの開催やスポーツ推進委員による地域スポーツ教室、主に初心者を対象とした庭球、卓球、バドミントンなどのスポーツ教室を実施し、市民が健康づくり、体力づくりに取り組める環境づくりに努めました。また、全国健康マラソン井原大会を初めとする各種スポーツ大会への支援や友好親善都市の富山県魚津市とのマラソンでの交流により、仲間づくりの場の提供にも努めました。さらに、市民一人一人が健康づくりの大切さを再認識し、みずからが進んでスポーツを行おうとする意識を持ってもらうため、平成26年度から毎年10月第2月曜日の体育の日を市民スポーツの日と定め、井原運動公園をメーン会場に気軽に取り組めるスポーツの体験ブースや健康づくりに係るさまざまなブースを設けてのイベントの開催やスポーツ課所管施設の終日無料開放を実施しております。本年度も10月10日に開催し、約800人が1日スポーツに親しみました。今後ともスポーツを通じて健康で心豊かな生活が送れる社会の実現を目指してまいりたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。井原市のスポーツ推進計画の実施状況について、3本の柱である生涯スポーツの推進、競技スポーツの推進、また健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進ということで、具体的な実施状況について答弁をいただきました。 追加質問として、まず3本の柱の1つ目である生涯スポーツの推進について質問をさせていただきます。 先ほどの答弁で、スポーツ施設全体の利用状況が平成27年度で33万815人ということでしたけども、また過去5年間では横ばいということでした。まず、これはグラウンド・ゴルフ場の利用も含まれているのでしょうか。含まれていれば、グラウンド・ゴルフ場の利用人数を平成27年度、何人だったか、教えてください。 また、これオープン後はどういう推移をされているのか、状況をお知らせください。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) グラウンド・ゴルフ場の利用人数の件でございますが、先ほど答弁いたしました33万815人の中にグラウンド・ゴルフ場の利用人口も入ってございます。 それから、オープン後の利用人数の推移でございますが、24年9月にオープンしておりますので、24年度は7カ月間でございますが、2万1,972人、25年度2万9,914人、26年度2万9,511人、27年度2万9,466人となっております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) グラウンド・ゴルフ場については多分高い推移を、ずっと3万人弱というところで、随分利用されてるんだなというふうに思っております。 利用状況の内訳として、グラウンド・ゴルフ場は日中しかないかと思うんですけども、そのほかの施設で平日の昼間と夜間とか、土日祝日の昼間と夜間といった、例えば陸上競技場とか、井原市の体育館、またリフレッシュ公園の野球場とか多目的広場について、先ほど言った平日の昼間と夜間とか、土日の昼間と夜間での利用状況はどれぐらいでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 平日の昼間と夜間、それから土日、祝日の昼間と夜間での利用状況というご質問でございます。 平日のでございますが、体育施設の利用状況でございますけども、4月から10月までの期間で申し上げます。 昼間は9時から17時まで、夜間を17時から21時までの時間別で1日当たりの利用件数で申し上げたいと思います。 まず、陸上競技場につきましては、平日昼間が0.39件、夜間が0.7件、休日は昼間が0.89件、夜間が0.79件、次に井原体育館につきましては、平日昼間が1.85件、夜間が2.35件、休日昼間が2.03件、夜間が1.53件、リフレッシュ公園野球場につきましては、平日昼間が0.36件、夜間が0.5件、休日昼間が1.19件、夜間が0.81件、次にリフレッシュ公園多目的広場は平日昼間が0.2件、夜間が1.03件、休日は昼間が0.84件、夜間が0.6件となっております。 利用の実態といたしましては、施設によってはまちまちでございますが、平日よりは休日、昼間よりは夜間の利用のほうが多い傾向にございます。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございました。 平日の昼間が今の件数で判断すると、少ないなというふうな感じであります。この平日の利用を向上させていくというところが、利用率が上がっていいのではないかなというふうに思うんですけども、ちょっと利用料金の体系について次に質問したいんですが、現在の井原市の体育施設の料金体系で見ると、ほとんどのその体育施設っていうのは範囲利用ということでの料金体系になってます。施設のこの部分を団体とか個人が使いますよということで、そういった利用料金体系になってます。例えば、陸上競技場でいくと、1人で使ってもこの範囲ですよということで、最低料金がこの陸上競技場であれば半面、半分を使いますよということで、1時間300円という形で借りれるようになってます。個人で利用しようとすると、非常にそこまでの範囲を必要でないこともあるし、料金的にも高いなというふうに思うんですけども、個人での共同利用という料金体系というのもあってもいいのかなというふうに思うんですけども、そのあたりいかがでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 個人での共同利用の料金設定はできないかというご質問でございます。 ご指摘のように、現在陸上競技場、リフレッシュ公園、体育館アリーナなどにつきましては、大会やチームでの練習などでの使用を想定しておりまして、全面、半面など、面的な利用による料金区分となっております。個人での共同利用のあり方等につきましては、今後研究させていただきたいと思います。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。わかりました。 近隣で見ると、例えば笠岡陸上競技場は、個人利用の共同利用っていうのができるようになって、1人1時間につき100円、高校生以下はもう少し安いんですけども、そういった形で手軽に利用できるというようなところもあります。もう施設の環境というのもあるんで、笠岡陸上競技場であれば、利用されてるとされてない人の区別がつきやすくて、井原の陸上競技場というのは、散歩されてる人もあれば、中をしっかり使われてる人もあるということで、その辺の線引きが引きにくいとこもあるんですけども、ぜひそういったことも近隣ではやられてるんで、参考にしながら今後研究、検討をいただきたいなというふうに思います。 先ほどスポーツ施設の利用率を上げましょう、上げる方向でということで少し話をしましたけども、先ほどの昼間の平日が利用率が悪いというところで、ぜひこの平日の昼間の利用率を上げていってはどうかなというふうに思ってます。この平日の昼間の利用率を上げる方法として、平日なんで学生にしても働いてる世代にとっても利用しづらい時間帯であるんで、ターゲットになるのは高齢者かなというふうに思っております。高齢者が利用しやすい環境ということで、そういった環境整備していっていただきたいというふうに思いますけども、例えばグラウンド・ゴルフ場は非常に多く利用されてるっていうのもありますんで、陸上競技場ですとかリフレッシュ公園の多目的広場っていうのは、そういったグラウンド・ゴルフ場としても利用できるのかなというふうに思います。そういった利用への働きかけです、PRっていうのもしていただきたいですし、グラウンド・ゴルフ場の専用グラウンドのほうが、当然グラウンド・ゴルフをされる方にとっては利用しやすいと思いますけども、こういった多目的広場ですとか陸上競技場でもグラウンド・ゴルフがしやすいという環境をぜひ整備していってほしいなというふうに思います。 また、高齢者が利用しやすい環境ということで、利用料金が今は学生は一般の人の半額で利用できるようになって、区分として学生料金、一般料金という2つ区分になってるんですけども、高齢者、1区分追加して高齢者料金っていうのを、例えば学生と同じような一般の方の半額という形で、高齢者枠、高齢者という料金体系を設けてはどうかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 高齢者の利用の区分を設けてはということでございますが、この使用につきましても、ちょっと県下の状況を調査しながら、また先ほどもありましたように、個人利用のあり方も含めまして研究させていただきたいと思います。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) わかりました。ぜひ研究のほうをしていただき、ぜひ検討、見直しのほうしていただきたいと思いますけども。 この料金体系の見直しっていうのは毎年行われているのか、どういったタイミングで見直しのほうされていますでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 料金体系の見直しの時期でございますが、料金体系の見直しにつきましては、行政改革の一環としまして3年に1回見直しを行うこととしておりまして、次回は29年度に見直し作業を行う予定でございます。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) わかりました。ぜひ次回の見直しにテーマとして上がっていただければなというふうに思ってます。井原市は健康寿命日本一を目指しておりますので、高齢者が利用しやすいスポーツ施設にしていただきたいというふうに思ってます。 運動することっていうのは、認知症の予防になったり、認知症にかかられた方でも認知症の進行をおくらせるっていう効果もあるということですので、スポーツっていうのが健康寿命の延伸に貢献できるように研究のほう進めていってほしいというふうに思います。 続いて、3本の柱のうちの2つ目であります。 競技スポーツの推進について質問をさせていただきます。 スポーツ推進計画の中に競技スポーツイベントの誘致及び開催ということで、全国レベルの大会を誘致し、ハイレベルな競技に接する機会を提供することにより、市民のスポーツへの興味、関心を高め、活動意欲の向上を図りますとあります。ハイレベルのスポーツイベントの開催について何かお考えがありますでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) ハイレベルのスポーツイベントの開催につきましては、先ほどお答えしたとおり、最近ではバレーボールのV・プレミアリーグドリームマッチの開催や全国健康マラソン井原大会、それから新体操フェスティバル等への招待選手の招致などにより、ハイレベルな競技に接する機会を提供してまいっております。 引き続き、こういったスポーツイベントで全国レベルの選手の招致を行っていきたいと思っております。 また、岡山県体育協会が実施しております県内のトップアスリート派遣事業などの活用も検討しながら、ハイレベルの技術に触れる機会の創出に努めてまいりたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) わかりました。 今、少し紹介のありましたトップアスリート派遣事業、県のです。トップアスリート派遣事業の活用というのは今までにされたことがありますでしょうか。あれば紹介いただき、また今後そういった計画があればご紹介ください。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) トップアスリート派遣事業でございますが、これは先ほど申し上げましたように、県の体育協会が実施しておるもんでございまして、競技意欲の向上と地域スポーツの振興を図るために県内のトップアスリート等を市町村に派遣するという事業でございます。 登録団体につきましては、国体の正式種目競技の40種目団体が登録されていると。さらには、シーガルズやファジアーノといった国内のトップリーグ等で活躍してるチームも登録されているという事業でございます。 今までにこの事業を活用したことはございませんが、今後体育協会の専門部、スポーツ少年団や市内のスポーツ関係者の意見を聞きながら積極的にこういった活用を図っていきたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) わかりました。ぜひこういったトップアスリートと接する機会というのをふやす形がいいかなというふうに思いますので、実現に向けて進めていってほしいなというふうに思います。 先ほどの答弁にもありましたけど、ハイレベルな競技に接する機会ということで、バレーボールのV・プレミアリーグのドリームマッチの開催ですとか、毎年全国健康マラソンの井原大会とか、新体操フェスティバルですか、そういうとこでは招待選手の招致などができているようですけども、トップアスリートが来ていただいて競技する姿っていうのを市民の方が見るっていうことはできてる、健康マラソンであれば一緒に走るということでの体験というのはできてるんですけども、もう少しトップアスリートの方と接する機会をふやすということで、トップアスリートからの指導を受ける、先ほどの事業が実現すればそうできるんかもしれませんけども、トップアスリートからの指導を受けて、その後実際の競技を見るですとか、そういったところで競技力の向上にもつながってくるのかなというふうに思いますけども、具体的にそのようなことをしたいという考えはございますでしょうか、お伺いします。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 招致したトップアスリートから指導を受けてるような場を設けてはどうかというご提案でございます。 トップアスリートから指導を受けますことは、技術の向上のみならず、そのスポーツに対する夢を与えるということで、大変有効なことだと考えます。今後、こういった選手を招致するに当たりましては、そういった観点からも考えてプログラム等も検討していきたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ぜひよろしくお願いいたします。 次に、3本の柱のうちの3つ目であります。 健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進ということで質問させていただきます。 ことしの10月10日に開催されました市民スポーツの日のイベントについてです。 最初の答弁でもありましたけども、ことしは約800人がイベントに参加されたということですが、私のほうもスポーツ推進委員の一人としてこのイベントに参加させていただきましたが、もう少し活気があるイベントになればなというふうに感じました。 会場がスポーツ施設ということで分かれているということでありますが、800人というカウントが実人数か延べ人数かという、延べ人数かなという気はしておるんですが、800人が参加してるイベントという感じではありませんでした。もう少し活気のあるイベントにする方法として、例えば目玉となるような催し、有名アスリートを呼ぶとかそういったものにしていってもいいのかなというふうに思いますが、そういった目玉企画っていうのを今後盛り込んではどうかと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 市民スポーツの日のイベントに何か目玉はということでございます。 先ほど出ておりました800人という数字でございますが、これにつきましては各ブースへ参加された方の延べ人数でございます。ことしの市民スポーツの日での行事は、体育協会や専門部、先ほど議員さん言われましたスポーツ推進委員の方々、市内のスポーツ関係団体など、多くの皆様の協力を得て開催することができ、大変ありがとうございました。 行事の魅力アップを図っていくということで、このたびもスポーツの体験ブースやグルメコーナーを設けましたほか、スポーツ課所管の各施設を終日無料開放して、市民の方に大いに利用いただきたいということで、スポーツの振興を図ってきたとこでございます。市としましても、さらに多くの皆様にご来場いただきまして、スポーツのすばらしさを体感していただきたいと考えておりますので、協力団体の皆様のご意見もお伺いしながら、より魅力のある事業となるよう努めていきたいと考えます。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) わかりました。 もう一点、市民スポーツの日に関することでもう一つですけども、このイベントの帰りにリフレッシュ公園の公園の横を通ったんですけども、たくさんの方がその公園ですとか芝生広場、リフレッシュ公園の芝生広場のほうで遊んでいらっしゃいました。市民スポーツの日になると、スポーツ施設っていうのがイベント会場になるとは思うんですけども、そこへ来ていただくという形式も一つの方法だと思うんですけども、こういったリフレッシュ公園、人が集まる場所の例えば芝生広場を利用して、そこでこの市民スポーツの日のイベントをすることで、そこへ何げなく来られる、公園に遊びに来られた人も市民スポーツの日のイベントに参加できて、いろんなスポーツが体験できるんではないかなというふうにそこ、光景を見て感じました。そういった人が多く集まってくる場所でイベントをしていくというような開催の方法もありかなというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。 ○副議長(西田久志君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 私も当日リフレッシュ公園に大勢の方が来られているのを拝見させていただきました。関係団体、関係者とまた協議させていただきながら、そういった取り組みも研究してまいりたいと思います。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ぜひせっかくの市民スポーツの日として定めてやってるんで、できるだけたくさんの人が参加できる、スポーツ体験ができるようなイベントにしていただきたいというふうに思います。 最後に、井原市のスポーツ推進といいますか、スポーツ振興についての課題っていうのがあればお知らせください。 ○副議長(西田久志君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) いろいろ申し上げましたが、スポーツ振興を図る上での課題についてでございます。 いろいろございますけども、特に少子・高齢化の問題がございます。子供の減少につきましては、大会の開催でありますとか、スポーツ少年団の存続にかかわる問題、また高齢化の進行によりまして、いかに高齢者の体力づくり、あるいは健康づくりを支えていくかも大きな課題となっております。 また、競技スポーツにおきましても、団体種目では企業チームの減少によりまして、大会の開催が危ぶまれる競技も出てきております。このようなことから、市民の多様なニーズに対応して健康増進を図るには、関係団体と連携し、その体制を充実強化するとともに、スポーツ施設の利活用を進め、生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現を目指してもらいたいと考えております。 ○副議長(西田久志君) 西村慎次郎君。 ◆1番(西村慎次郎君) ありがとうございます。 私も多々スポーツのほうに携わらせていただいてるんで、今言われるように、少子・高齢化の影響を受けてるなと。また、人口減少というところの、スポーツ振興においても影響が出ているなというふうに感じています。 例えば、小学生のソフトボールを見ても、チーム数が年々減ってきてます。特に女子でソフトボールしてる女子チームっていうのはもう危機状況で、なくなりつつあるという状況もあります。その影響が今度中学校の部活動に影響してきて、ソフトボール部自体がなくなってきてるという、またそれが高校生の部活動に影響してくるっていうことで、だんだん広がって、ソフトボール自体が、井原市でする人たちが減っていく、なくなっていくという状況があるかなというふうに思ってます。せっかく2020年のオリンピックでは正式種目になって東京で開催されるわけですけども、井原市においてはちょっと残念な方向かなというふうには思ってるとこであります。 そういうさまざまな課題のある状況ではありますけども、スポーツというのは人生をより豊かにし、充実したものとするとともに、人間が本来持っている運動への欲求を充足させるものだと思ってます。スポーツをすることで爽快感、また達成感、他者との連帯感、精神的な充実感を味わうことができます。また、体力の向上や生活習慣病の予防など、心身両面にわたる健康の保持、増進に大きな役割を果たします。今後もさらなる生涯スポーツの推進、競技スポーツの推進、健康づくり、体力づくり、仲間づくりとしてのスポーツの推進を図っていただくとともに、市民総参加によるスポーツ推進に取り組んでいただくことを期待し、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○副議長(西田久志君) 本日の一般質問はこれで打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○副議長(西田久志君) 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでした。              午後2時43分 散会 ・平成28年12月7日(水曜日)出席議員  1番  西 村 慎次郎    2番  河 合 謙 治    3番  荒 木 謙 二  4番  柳 井 一 徳    5番  惣 台 己 吉    6番  三 宅 文 雄  7番  坊 野 公 治    8番  藤 原 浩 司    9番  上 野 安 是  10番  簀 戸 利 昭    11番  西 田 久 志    12番  三 輪 順 治  13番  大 滝 文 則    14番  大 鳴 二 郎    15番  宮 地 俊 則  16番  佐 藤   豊    17番  井 口   勇    18番  森 下 金 三  19番  藤 原 清 和    20番  森 本 典 夫              ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  な  し              ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  局長      川 田 純 士           次長      岡 田 光 雄              ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局  市長      瀧 本 豊 文           副市長     三 宅 生 一  総務部長    佐 藤 文 則           市民生活部長  北 村 宗 則  健康福祉部長  山 田 正 人           建設経済部長  三 宅 道 雄  水道部長    妹 尾 福 登           病院事務部長  野 崎 正 広  総務部次長   渡 邊 聡 司           市民生活部次長 北 村 容 子  健康福祉部次長 猪 原 忠 教           建設経済部次長 橋 本 良 啓  水道部次長   谷 本 悦 久           会計管理者   笹 井   洋  病院事務部事務次長                 財政課長    佐 藤 和 也          中 原 康 夫 教育委員会  教育長     片 山 正 樹           教育次長    大 舌   勲...